【実施報告】ジュニアスキーCAMP

5日目、12/30。スキーキャンプ最終日。

この日はかねてからの予報で、大雪が警戒されていました。目覚めて見上げた空も、これまでの4日間とは打って変わって雪模様。吹雪と言うほどではないものの、かなりの降雪量です。当初の予定では、最終日の午前中も滑走の予定を組んでいましたが、前日のスタッフMTGにより、この日は大事をとってゲレンデへ足を伸ばすことはやめ、宿の前の雪遊びの時間としました。またあわせて帰京の準備をゆっくりと余裕を持って行いつつ、出発の時刻を予定よりも早めて、大雪が帰りの交通に与えると予想される影響を最小限に止める判断といたしました。

朝食後、最後の雪遊びの案内を子ども達に伝えるとともに、本来は屋外での実施を予定していた「感想ムービー」の撮影を室内で行うことを伝え、あらかじめ、一人一人がカメラの前で話す「一言感想」を考えておくように伝えました。食後の雪遊びの時間に、誰一人ゲレンデに出ないことに不満を漏らす声もなく、楽しんで雪と戯れていたのは、これまでの日々で十分にスキーを堪能したから、という背景もあるでしょう。今回のキャンプで初めて出会ったお友達同士も、すっかり仲を深めて、一緒になって雪に埋もれていました(笑)

そしていよいよ感想ムービーの撮影タイムとなり、一人一人がカメラの前で、自らの思いを述べていきます。以下、10名の一言感想を紹介します。

「スキーの試験の時、めっちゃ緊張しました」(2年男子)

「もう1回、急な坂道を滑ってみたいです」(2年男子)

「みんなとスキーをやれてとても嬉しいです」(2年男子)

「スキーの検定で5級を取れました。来年は4級を取りたいです」(1年女子)

「来年もスキーキャンプに来たいです」(3年女子)

「五日間、みんな元気に過ごせてよかったです」(4年女子)

「検定で3級が取れて良かったです」(4年女子)

「検定でみんな合格したので良かったです」(4年女子)

「検定で3級が取れて嬉しかったです」(4年女子)

「このスキーの期間中にみんなと楽しくスキーが滑れたので良かったです」(4年女子)

検定合格の喜びを率直に表現する子、仲間との日々を健康で楽しく過ごせたことに価値を見出す子、来年への抱負を早くも口にする子、様々ですが、このスキーキャンプ がどの子にとっても充実したものであったことを感じさせる感想ばかりで、スタッフも皆、この声をうれしく受け止めました。

最後の昼食をいただいた後は、お世話になった宿の皆さんにお見送りをしていただいて、最後のお土産購入ポイントである越後湯沢駅まで向かいます。ここで最後のお土産、ご家族への思いをそれぞれ抱きながらゆっくりと買い物をし、その後は一路東京へまっしぐらです。往路では数名、車酔いの症状があったところ、復路では誰一人として体調不良を訴えませんでした。これもまた、この5日間を通じて子どもたちが仲間と安心の関係を築き、心身ともに落ち着いて最後の時を迎えられたという表れのようにも思えます。

バスは予定よりもやや早い時刻に天現寺ICまで戻ってくることができ、保護者の皆様の到着に先立っててんげんじこどものいえに全員が入ることができました。最後まで抜かりなく、「入室後の手洗い」を怠らず、保護者の方のご到着を待って、お一人ずつお引き渡しを行い、全員無事解散となりました。

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