【実施報告】五感を使って自然に触れる ネイチャーゲーム -春の公園で、フシギをたくさん見つけよう-
4/13(土)、てんげんじこどものいえでは「五感を使って自然に触れるネイチャーゲーム-春の公園で、フシギをたくさん見つけよう-」を実施しました。
今回は直前の募集だったにも関わらず、午前・午後の部合わせて、13名もの子ども達にご参加いただきました。
当日は、公益社団法人 日本シェアリングネイチャー協会公認のネイチャーゲーム指導員(自然案内人)3人の指導の元、てんげんじこどものいえで学習をしてから、有栖川公園へ移動をしアクティビティーを行いました。
実施したアクティビティーは、「音いくつ」、「ミクロハイク」、「カモフラージュ」、「指示タッチ」の4つ。
それぞれのアクティビティーの活動様子について簡単にご紹介いたします。
◎音いくつ
子どもたちは、耳をすませて、まわりから聞こえてくる音をじっくりと聞き取りました。
聴覚に意識を集中させ、普段は無意識に聞き流してしまっている自然の音に気づいたり、わずかな音の違いを聞き分けたりしました。
例えば、同じ風の音でも、遠くの方で聞こえる風の音と間近で聞こえる風の音に違いがある事に気がつきました。
時間が経つにつれて聴覚が研ぎ澄まされ、小さな音も聞こえるようになり、聞いたことがないような小さな自然の音も発見できました。
落ち着いて周りの音に意識を向けたことで、心も静かになりました。
◎指示タッチ
身近な公園にも、普段見落としてしまっている、小さな自然が沢山あります。
子どもたちは、「こぶしよりも大きい石」「ギザギザした葉っぱ」など、指導員に指定されたものを探しました。
どこにあるんだろう?と目を凝らして、公園内のあちこちを探し回りました。
見つかったときは、「あったよ!」と満面の笑みで教えてくれました。
◎カモフラージュ
子どもたちは、指導員が事前に目立たないように置いておいた人工物を、自然の中で探しました。
フィールドに置かれた人工物は、周りの色と同化してしまい、なかなか気づくことができません。
人工物が隠してあるエリアを何度も往復し、じっくり見ることで、観察力を養いました。
また、擬態や保護色の概念や身近な生き物の暮らしの不思議について知ることができました。
◎ミクロハイク
虫めがねと糸を使って、足下に広がるミクロの世界を探検しました。
小さな虫の気持ちになり、大地を這うように、ゆっくりと歩いて観察しました。
その結果、肉眼では見えない土壌表面の模様に気づくことができたり、立っていると気づけない生き物の世界について知ることができました。
天候にも恵まれ、春の大自然を全身で感じることができ、絶好のネイチャーゲーム日和でした。
ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。
てんげんじこどものいえでは今後とも、子どもが楽しみながら学べるイベントを続々と企画して参りますので、ご興味のあるイベントがございましたら、是非ご参加ください。お会いできることをスタッフ一同楽しみにしております。
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