【活動報告】スプリングスキーCAMP(2024年3月26日~3月30日 実施)
3/28 スキーCAMP3日目
5日間のスキーキャンプの折り返しとなる3日目。
いよいよ、子どもたちが待ちかねていた検定の日です。まずは先生方に挨拶をして、早速リフトに乗って現在の力量チェックです。昨日までスタッフによるレッスンを受けて、ある程度滑れるようになっている子どもたちにとっても、このレベル分けはやや緊張を伴う瞬間です。
初級班は、まずはプルーク(ハの字)でしっかりと停止すること、さらに右ターンと左ターンを確実に練習して、安全に滑ることの基礎を固めました。先生の指導により、技術を丁寧に身につけていき、子どもたちの顔にもどんどんと自信がみなぎっていくのが分かります。
午後には、その力を生かして滑る本数を増やし、練習した技術を習熟することに重きを置きます。はじめは転倒することを怖がっていた子も、教えられたことをしっかり守って滑ることでスキーの面白さにのめり込んでいき、「もっともっとやってみたい!」という意欲を膨らませていました。
さらに、ちょっとした休憩時間にも、子どもたちは集合場所のスペースで元気に雪遊びを始めます。目の前に積もったフワフワの粉雪に大はしゃぎ。雪だるまを作ったり、雪合戦をしたりして、スキーだけでなく雪遊びも思う存分楽しみました。
一方の上級班は、数多く滑ることが大事と、先生の後についてどんどん滑ります。初めは比較的緩やかなコース、午後からは長いリフトにも乗って、変化のある斜面を大胆に滑っていく練習を重ねました。ベテランの先生が驚くほどの上達ぶりで、子どもたちの吸収力の速さが際立っていました。自分たちから「あのリフトに乗りたい!」といった声を上げてコースを決め、先生も斜滑降からのターンを教えてくださり、実践的な滑りの技術を多数身につけることができました。
いよいよ検定の時、子どもたちは自信満々に滑ってみせ、先生も納得の笑顔でそれを見守っていました。結果は翌日のお楽しみ会の直前に預かるため、子どもたちだけでなく、付き添っているスタッフもドキドキです。「挨拶の声が大きいと、合格の可能性が上がると言う噂があります」という言葉に、子どもたちは大きな声で「ありがとうございました!」とお礼を伝え、本日のレッスンは終了となりました。
ジュニア一級以上の検定組は、みんなが先に宿へと帰る中、最後まで残って検定を頑張ったご褒美として、甘くて美味しいクレープをいただきました。クリームを口の周りにつけて笑顔で頬張る姿からは、検定をやり切った自信が溢れていました。
宿に戻ってからも、子どもたちは元気いっぱい。検定が無事に終わって肩の荷が下りたのか、今日の疲れなど全く感じていないかのように、集団での室内遊びを楽しんでいました。ご飯を食べて就寝準備を終えたら、電池が切れたように一瞬にして眠りについていました。
ついに最後のスキー!山頂からの滑走の様子は次のページへ
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