【活動報告】スプリングスキーCAMP（2024年3月26日~3月30日実施）

2024年4月5日

3/29　スキーCAMP4日

スキーキャンプも佳境となる4日目、丸一日を現地で過ごす最終日です。

午前中は残念ながら雨模様となり、スキー場には出かけずに室内で過ごしました。リーダーと一緒にカードゲームをしたり、画用紙や折り紙などを用いてお化け屋敷を作ったりして、みんなで楽しく過ごしました。幼い子どもたちにとっては、親の庇護を離れた環境下で過ごす時間そのものが大変貴重で有意義な経験となります。今回のキャンプ期間中、一人もホームシックに陥らずに笑顔で過ごすことができたのは、寄り添って過ごしてくれたリーダーたちのおかげです。

お昼が近づくと、みんなの想いが天に届いたのか、雲の隙間から青空が顔を出しました。「やったー！スキーができる！」と、子どもたちは大興奮。急いでご飯を食べたら、スキーウェアに着替えてゲレンデへと向かいます！

スキー場に着いたら、早速グループに分かれてリフトに乗り、高い所からの滑走に挑戦です。高所へと辿り着くと、そこから広がる雨上がりでキラキラと輝く美しい純白の景色に、子どもたちは息を呑んでいました。

青空と白銀の雪に照らされ、子どもたちはすっかり慣れた様子で生き生きと斜面を滑りながら、開放感にあふれて満面の笑顔でポーズを取ります。苗場スキー場の難所である「大斜面」も、既に習った斜滑降やプルーク姿勢を駆使しながら滑り降ります。頬に受ける風に爽快な気分を高揚させ、今回のスキーキャンプで最後となる滑走を楽しみました。滑り終えた子ども達は、全員自信に満ち溢れた笑顔を見せていました。

スキーを終えて一度宿に戻ったら、なんと今回のキャンプで二度目となる温泉タイムです！ゆっくりと温泉に浸かり、みんなで4日間の疲れを癒しました。すっかり慣れた手つきで手際よく身支度を行う子どもたちの姿に、キャンプ中ずっと寄り添っていた担当リーダーやスタッフも、その成長ぶりに思わずにっこり。子どもの成長とは、いつ見ても大人の何十倍も速く、そして尊いものです。

夕飯後には、毎年恒例のお楽しみ会を催しました。プログラムの前半は、スキーキャンプの振り返りムービーの鑑賞です。スタッフが持ち込んだ100インチの巨大スクリーンに映る自分たちのかっこいい姿や楽しんでいる姿を見て、子ども達は大喜び！表情豊かな顔が次々と映し出される映像を見て、時に笑い声を挙げながら思い出に浸りました。最終日前夜に、また一つ素敵な思い出を胸に刻むことができました。

そして後半はいよいよ、検定試験の結果発表です！ジュニア４級～１級（１級は、別途検定員３名による一発試験となります）のうち、今回は２０名中、１級合格者が１名、３級合格者が４名、４級合格者が５名という結果になりました。初心者や初心者に準じるような子たちも、最下級ではなく４級以上の合格となったことは、子ども達の素晴らしい頑張りの成果です。

特筆すべきは、ジュニアの検定を受けたにも関わらず、今回は大人の４級に８名が合格を果たしたことです。さらに、大人の２級に挑戦したところ、なんと２名が高得点で無事に合格しました。前回のスキーキャンプの時よりも格段にレベルアップした子ばかりで、スタッフによる指導にも力を入れている我々としては大変喜ばしいことでした。最後の夜は、みんなでバッヂを見せ合ったり、一つの部屋に集まってカードゲームをしたりして、この数日間の思い出を振り返りながら楽しみました。