【活動報告】スプリングスキーCAMP(2024年3月26日~3月30日 実施)
3/30 スキーCAMP5日目
いよいよスキーキャンプ5日目の最終日。
お世話になった宿での最後の朝食を終えた後は、お昼過ぎの出発に向けて帰り支度を始めます。キャンプ5日目ということで、子ども達は身の回りの整理整頓に慣れ、テキパキと準備を進めることができました。
特に、幼児や低学年の子どもたちは、キャンプ1日目と比べてまるで別人のようにスムーズに準備ができるようになり、大きな成長が見られました。「親元を離れて自立した生活を過ごす」という目標に対して、確実に生活の力を伸ばすことができたようです。
バスに乗せる手荷物、自宅へ送り返す手荷物と、きちんと区別をしながら準備を終えた子ども達は、出発時間まで好きなことをして過ごします。「十分雪遊びは楽しんだので、室内で過ごしたい」という子、「最後のその瞬間まで雪で遊びたい!」という子、それぞれの意欲に合わせて、スタッフやリーダーが一緒に過ごしてくれました。
雪遊びチームは、宿の前の広場に降り積もった雪で、最後の雪遊びを楽しみます。宿の方が子どもたちのために、安全な場所を除雪せずにまっさらな雪を残しておいてくださり、子どもたちはそこで思い切り雪に向かってダイブしました。一緒に遊んでいるスタッフを雪に埋めたり、雪合戦をしたりして、都内ではお目にかかれない雪の感触を体中に刻み込みました。
一方の室内チームは、折り紙を折ったり、画用紙に絵を描いたり、リーダーと楽しくおしゃべりをしたりして、穏やかに過ごします。このキャンプ期間を通して、グループや学年に関係なくすっかり仲良くなったお友達と共に、最後の自由時間を満喫しました。宿に着いた当初は、緊張気味でなかなかお友達と話すことができなかった子も生き生きと活動し、お友達の輪の中心に立って嬉しそうに遊んでいました。そんな姿を見て、この数日間、子どもたちが安全且つ心の底から楽しめるよう努めてきたリーダーやスタッフも嬉しい気持ちになりました。
午前中の自由遊びの時間も終わり、いよいよ出発までの最後の時間がやってきました。みんなで食べる最後の昼食を終えて、「ごちそうさま」の後には集合写真を撮ります。その後には、お世話になった「サンヴィレッジ苗場」の皆様にもしっかりと御礼を伝え、多くの方々の温かなお支えの中で生活ができているということを実感した後、バスへと乗り込みました。
その後、帰途で越後湯沢駅に立ち寄り、子どもたちが楽しみにしていたお土産タイムを確保しました。帰りを待っている保護者の方々を喜ばせたいと、真剣にお土産を選ぶ子どもたちの姿はとても微笑ましいものでした。また、お金のやりとりや計算もリーダーに手伝ってもらいながら行うことで、幼児や小さい子どもたちにとっては「自分でお買い物をする」という大切な学びの機会となりました。
さて、全ての予定を終えたら、いよいよ東京に向けて出発です!帰路は、春の温かさを感じるほどに天候には恵まれましたが、道がかなり混雑していました。そんな中、帰りのバス内では、電池が切れたように眠る子、ビデオに夢中になる子、お友達とお菓子を交換して食べる子、それぞれが最後の時間を自由に過ごしました。
白金台教室には、予定時間よりも遅めの到着となったため、大きなケガや事故なくキャンプを終えられたことを保護者にご報告した後、すぐに解散となりました。解散時には、「次のキャンプも必ず行くね!」「また会いたい!」と、お友達やリーダーとの別れを惜しみ、次の約束を取り付ける声も聞こえてきました。
今回のスキーキャンプも無事に終えられましたこと、ご協力をいただいた宿やスキー場の皆様、信頼して送り出してくださった保護者の皆様、そして何より、みんなで楽しいキャンプを作り上げてくれた参加者の子どもたちに、リーダーやスタッフ一同、心より感謝申し上げます。
2024年もすでに複数の企画を予定しております。早くも定員間近の企画もございますので、参加ご検討中の方はお早めのお申し込みをいただければ幸いに存じます。これからも、子ども達が楽しみながら大きく成長できる体験活動の場を提供できるよう努めてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
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