【活動報告】東京都亜熱帯区 八丈島キャンプ(2024年8月9日~14日実施)

昨日は1日を通して八丈島を目一杯満喫したので子ども達はぐっすり、かと思いきや本日の活動を心待ちにした子ども達は早い時間から目を覚まします。

朝食をすませた後は、登山の準備をしてから八丈富士に移動です。
八丈富士は、標高854メートルの伊豆諸島最高峰の山で、登山道は1280段もの石段で構成されています。

今回は7合目にある登山口から登山にチャレンジです!
まずはケガをしないように入念に体操をした後に、「八丈富士に登るぞー!」「おー!」の掛け声で準備万端。小学生13名、幼児13名と合計26名の子ども達、全員登り切れるでしょうか。

登り始めはまだまだ元気。やる気に満ち溢れる小学生男の子たちが、石段を駆け上がります。後続の幼児たちも、一歩一歩足を踏みしめながら登ります。

中盤に差し掛かってくると、次第に子ども達に疲れが見え始めますが、道中で眺められる綺麗な景色からもエネルギーをもらいながら、頂上を目指します。
その後も歩を進め、頂上まであと少し、というとこまでやってきました。お友達同士手を取り合い、また、小学生が幼児の手を引き励ましながら、歩き続けます。

そして八丈富士を登ること約1時間、ついに山の頂上が姿を見せました。子ども達は最後の力を振り絞り、頂上へとたどり着きます。登り切った子ども達は、疲れだけでなく、達成感も顔を覗かせていました。
一昨年に続き、一人も欠けることなく登頂することができました。子ども達、本当によく頑張りました!

八丈富士登頂後は、登山口の近くにある、「ふれあい牧場」で小休憩です。放牧された牛と触れ合ったり、高台からの景色を眺めたりと、ゆっくりとした時間を過ごします。

天気が良いので今日の昼食はピクニック。海が一望できる山の中腹に移動し、絶品の島寿司に舌鼓を打ちます。

昼食後は「裏見ヶ滝」へと向かいます。名前の通り、滝を正面からではなく裏側から見ることのできる滝です。
今回訪問時は水量が少なく、例年に比べて細めの滝ではありましたが、滝の裏側に回り、流れる滝に頭を当てて「天然のシャワー!」といって遊ぶ子どもの姿も見られました。

裏見ヶ滝の後は、「みはらしの湯」へと向かいます。みはらしの湯には、島でも指折りの絶景が楽しめることで有名な露天風呂があります。入浴の準備をしてお風呂へ進むと、高台から大海原を臨める絶景が子ども達を待ち構えていました。その絶景を眺めながら、今日一日の思い出を振り返ります。

これまでにも宿のお風呂で入浴指導を行っていたこともあり、使い終わった桶は洗い流してひっくり返す、脱衣所に出る前には体の水分をタオルでふき取るなど、マナーを守って公共の場を使わせていただくことができました。

入浴後は「富次郎商店」に立ち寄り、かき氷をいただきます。冷たいかき氷をほおばり眉間にしわを寄せながら、絶品のかき氷に舌鼓を打ちました。

宿に戻り、夕食をいただいた後も、本日のプログラムは終わりません。子ども達が最も楽しみにしていた花火大会へと向かいます。

芝生に敷いたブルーシートの上で横になり、夜空に打ち上がる大きな花火を間近で見上げる贅沢なひととき。色とりどりの花火が空を彩るたびに「すごい!」「近いね!」と歓声が上がり、その迫力に大興奮でした。

3日目も、朝から晩までイベント満載の1日となりました。今日の思い出を小学生は日記に、幼児は絵日記として旅のしおりに記録します。日記を書いたら自分で準備をした布団に入って眠りにつき、明日の活動に備えます。

くさや、乙千代ヶ浜、ペルセウス座流星群 忘れられない思い出を重ねる4日目の様子は次のページへ

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