【活動報告】東京都亜熱帯区 八丈島キャンプ(2024年8月9日~14日実施)

キャンプもいよいよ後半戦に突入です。

一昨日、昨日と、イベント盛りだくさんの2日間を過ごしてきましたが、今日も子ども達は元気いっぱい!
まずは朝食からですが、4日目にもなると配膳も子ども達が進んで取り掛かります。「自分のことは自分でする」という習慣が少しづつ身についている様子が伺えます。

本日最初の活動は、「長田商店」でのくさや工場見学です。長田商店では40年以上、八丈島でくさやの製造を行われており、てんげんじこどものいえの八丈島キャンプでは毎年お世話になっています。店長の長田様に、八丈島の水産業や気候との関わりの中で、八丈島ならではの製法・風味となった、くさやの歴史を教えていただきます。

説明を聞くだけでなく、実際にくさや作りの過程も見てみます。くさやは、「くさや液」と呼ばれる液の中にムロアジやトビウオを漬けこんだ後に、乾燥させることで作ります。このくさや液は、混ぜれば混ぜるほどおいしくなると言われており、その様子を興味深く眺めていました。

また、今回もご厚意でくさやを振舞っていただきました。八丈島のくさやは、新島や大島のくさやて比べて臭みが少ないと言われており、実際にいただくと「おいしい!」と声が上がり、はじめてのくさやに子ども達は大満足でした。

くさや工場の見学を終えた後は昼食を済ませ、「乙千代ヶ浜」へと向かいます。

乙千代ヶ浜には、夏季期間限定で楽しめる「海水プール」と、小魚が泳ぐ姿を観察できる「タイドプール」があります。まずは、海水プールから遊び始めます。その名の通り海から海水をくみ上げているプールで、海水のしょっぱさを感じられる珍しいプールということもあって、子ども達は大はしゃぎでした。

その後、「海の生き物を探したい!」という子どもの声を合図に、タイドプールへと移動します。
少し深いポイントもあるので、ここでもしっかりライフジャケットを着用します。準備ができて早速海にザブン!

浮き輪に揺られたり、お友達と水鉄砲で打ち合いをしたりと自由に遊びます。さらにシュノーケルをつけて海中の様子を確認してみると、たくさんの小魚や貝などを見つけることができて、子ども達は大興奮!シュノーケルをつけていることも忘れ、必死にこちらに話しかけてくれる様子がとても微笑ましかったです。

最後は岩場に集まって集合写真をパシャリ。海遊びを思う存分楽しめました。

海遊び後は、秘境「裏見ヶ滝温泉」でのんびりと入浴です。湯船でくつろぎながら、今日までの八丈島での思い出話に花を咲かせます。

汗を流した後は「大潟浦」に移動しゆっくりタイム。陽が傾きはじめ、一日遊び通した子ども達も少し穏やかに過ごすかと思いきや、鬼ごっこやダンスが始まります。子ども達の元気さは留まることを知りません。

しばらくすると、本格的に陽が沈みはじめ、綺麗な夕焼けが子ども達を照らします。
この時ばかりは子ども達も足を止め、まっすぐな目でその沈みゆく夕日を眺めていました。

自由遊び終了後は宿に戻り夕食です。夕食後は本日最後のプログラム、ペルセウス座流星群の鑑賞です。暗闇の中みんなで横になり星空を見上げると、流れ星が次々と夜空を横切ります。「あっ、見えた!」という歓声が上がり、一つ一つの流星に願いを込める子ども達。その美しい光景は、一日の締めくくりとして最高の思い出になりました。

就寝前には、旅のしおりに本日の振り返りを記載します。くさやに海遊びに大潟浦での自由時間にと、子ども達それぞれが印象に残った瞬間を記録します。明日はどんなお楽しみが待っているでしょうか。

レイメイキングに自由遊びにと、最後まで八丈島を満喫する様子は次のページで

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