【活動報告】東京都亜熱帯区 八丈島キャンプ(2024年8月9日~14日実施)

いよいよ本日が、1日を八丈島で過ごす最終日です。

朝食を食べた後は「レイメイキング」に挑戦です。
八丈島でセラピストやダイビングインストラクターとしてご活躍されている、栗田さんに作り方を教えていただきます。

レイは海の無事を祈るお守りとして渡したり、部屋に飾ったりと、様々な用途で使われます。その土地の「神様の生まれ変わり」とも呼ばれるティーリーフをより合わせてレイを作ります。このティーリーフそのものにも、体の痛みをとったり、熱をさましたりと、様々な効能があるとのことです。採れたばかりのティーリーフは固いので、蒸気を当てて柔らかくし、編みやすくされたものをご用意いただきました。

レイを折り、編み込む作業は繊細で、一つ一つの作業を丁寧に行う必要があります。試行錯誤しながら、時には栗田さんにお手伝いいただきながら、丁寧に丁寧に作業を進めます。

まずはティーリーフを2枚1組で編み込めるように、3分の1程度の大きさにします。ここで大事なことが、折り紙を折る時のようにしっかりと折り目をつけずに、このあと編み込みがしやすいようにやさしく折り目をつけるということです。子ども達は教えを守り、やさしくティーリーフを扱います。

続いて、畳んだティーリーフを三つ編みの要領で、編み込んでいきます。編み込む際には一端を固定する必要があり、お友達と協力しながら編み進めます。

2枚1組のティーリーフが3組できあがると、この3組をまとめることでレイが完成です。この3つを組み合わせる作業が特に難しく、試行錯誤しながら、失敗してもあきらめずに繰り返し挑戦しながら、少しずつ組み進めます。
そして制作開始から約1時間30分、レイが完成しました。お花をあしらって、素敵でかわいらしいレイが出来上がりました。

さらに今回は、作ったレイを首にかけてフラダンスにも挑戦です。初めてのフラダンスに最初は少し戸惑いながらも、島の子ども達に教えてもらい、次第に笑顔が広がり、楽しく踊ることができました。

レイメイキングの後は空港に移動して昼食です。八丈島滞在中に何度もお世話になったアカコッコ様での食事も今回が最後です。感謝の気持ちを込めながら、おなか一杯いただきました。

昼食後は自由時間です。子ども達に「何をしたい?」とアンケートを取ったところ、「自由に遊びたい」という意見が多数でした。そこで、みんなで公園に行き、のびのびと遊ぶ時間を設けました。ブランコや鬼ごっこ、サッカーなど、それぞれが思い思いの遊びに没頭し、笑顔が絶えないひとときとなりました。

宿に戻ると、名残惜しさが残りながらも帰宅に向けた準備を進めます。リーダーにサポートをしてもらいながら、自分の荷物を整理整頓し、明日の乗船へと備えました。

名残惜しくも、八丈島を出発! 帰りの船内での様子と、保護者の方からいただいた感謝のお声は次のページへ

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