【活動報告】ジュニアスキーCAMP/キンダースノーCAMP(2024年12月26日~12月30日 実施)
このたび、てんげんじこどものいえと慶楓会の合同イベントとして実施した「ジュニアスキーCAMP」と「キンダースノーCAMP」は、夏の八丈島キャンプと並ぶ恒例の大規模イベントの一つです。今回は、新潟県苗場スキー場を舞台に、子どもたちがスキー技術や自立心を養う貴重な体験を行いました。
当初は12月30日(月)までの5日間の日程を予定していましたが、参加者の中で発熱者が多く出たため、安全を最優先に考え、スケジュールを変更いたしました。バッジテストを終えた翌日(12月29日)に帰宅する3泊4日の短縮スケジュールにて実施しました。
このような状況の中でも、子どもたちは限られた時間を最大限に活用し、各自の目標達成に向けて全力で取り組む姿が見られました。
ジュニアスキーCAMP(小学生対象)では、スキー技術の向上を目指し、集中した滑り込み練習を行いました。キャンプの3日目には、全員が「バッジテスト」に挑戦し、それぞれの技術を発揮しました。このテストを通じて、自信と達成感を得ることができ、次のステップへの意欲が高まった様子が見受けられました。
一方、キンダースノーCAMPでは、初めて親元を離れての宿泊体験を通じて、子どもたちの自立心や精神的な成長を促すことを目的に実施しました。雪遊びやスキーの基礎練習を楽しみながら、生活習慣を身につけ、仲間と助け合う大切さを学ぶことができました。
短縮されたスケジュールにもかかわらず、子どもたちはそれぞれの目標に向かい努力を重ね、新しい技術や自信を身につけることができました。また、友達との協力や助け合いを通じて、チームワークの大切さを感じる充実した時間を過ごしました。
本キャンプの活動の様子や子どもたちの輝かしい成果を、写真やレポートを通じてぜひご覧ください。
1日目(12/26)
スキーCAMP初日、子どもたちは朝7時50分に「てんげんじこどものいえ」に元気に集合しました。今回の参加者の中には、初めて親元を離れる年中さんも多く、大人1名につき幼児約2名、小学生約3~4名という手厚い体制でサポートを行いました。全体の構成は、ジュニア45名とキンダー5名の合計50名の参加者に対し、東京からの引率14名に加え、貸切利用の宿舎スタッフ常時3〜4名と、さらに現地インストラクター5名にスキーの技術指導に入っていただく万全の体制です。なお、それぞれ幼児・小学生グループごとにディレクターが1名ずつついてプログラムを統括しながら進行しました。
行きのバスの中では、「まだなのかな?」「雪はまだかな?」と、お友達同士で話しながら移動時間を楽しむ姿が見られました。
宿泊先「ホテルエフ」に到着すると、子どもたちは宿の周りに広がる雪景色に大興奮!たっぷり遊ぶ時間があることを伝えつつ、まずは保護者の方が用意してくださったお弁当で昼食をとりました。午後からは、小学生と幼児それぞれのプログラムがスタートしました。
小学生たちは早速スキー板を手にゲレンデへ向かいました。到着した日は寒波の影響で雪が降り続いていましたが、子どもたちにとっては「恵みの雪」。雪山が初めての子や1年ぶりの子も、都心では体験できない豊かな雪景色に目を輝かせていました。
スキー指導では、まず緩斜面で子どもたちの技術を確認。その後は、技量に応じたレベル分けを行い、板慣らしを兼ねて早速リフトに乗車し、中腹からの滑走練習を行いました。スキー初心者の子どもたちも、リーダーやスタッフの丁寧なサポートを受けながら練習を重ねました。初日は無理をせず、1本1本を丁寧に滑り終えた後、宿に戻りました。
幼児たちは緩やかな坂を「かにさん歩き」で登る練習からスタート。登った後は、リーダーの元まで滑る練習を行い、雪の感触を楽しみながら少しずつ慣れていきました。その後は雪遊びを開始。粉雪が積もったフワフワの雪に大興奮の子どもたちは、雪だるまを作ったり、雪合戦をしたり、リーダーを雪に埋めるなどして思う存分遊びました。
ゲレンデからホテルに帰っても、楽しい時間はまだ続きます。初日の活動をたっぷり楽しんだ後、幼児たちは早めに入浴を済ませ、夕食をいただきました。入浴の時間を幼児と小学生でずらして実施することで密を避けながら安全に進行しつつ、食事は一緒にとることにより、幼少が交流できる時間も確保しました。子どもたちは就寝時刻までの自由時間、お部屋を行き来しながら楽しく過ごして交流を深めました。そして初日から遊び疲れた子どもたちは早めに就寝し、翌日以降の活動に備えました。
本格的にスキー講習スタート! リーダーたちと一緒のレッスンの様子は次のページへ
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