【活動報告】トトロの森の田植え体験(2026年5月24日実施)

てんげんじこどものいえと、併設の幼児教室「慶楓会」では、子どもたちの心身の成長を促進するために、自然体験や野外活動を重視したプログラムを実施しています。特に、季節の移ろいを肌で感じられる体験は、五感を通じて子どもたちの学びと感性を豊かに育む貴重な機会です。

2026年5月24日(日)、東京都東村山市の北山公園にある田んぼにて「トトロの森の田植え体験」を実施しました。当日は過ごしやすい天候の下、田んぼの状況も良く、子どもたちは元気いっぱいに自然と触れ合いながら田植えに取り組むことができました。

今回は親子での参加が16組32名、子どものみの参加が19名と多くの方々にご参加いただきました。今回も万全の体制を敷いて14名のスタッフが同行し、総勢65名で活動を行いました。

集合は朝8:15に高田馬場駅のロータリーです。集合時刻が近づくと、子どもたちが「おはようございます!」と元気よく挨拶をしながら集まってきました。自由遊びの際に使用できるよう、虫籠や虫網を持った子どもたちの姿も見られ、期待に胸を膨らませて開始を待っていました。

全員が受付を済ませた後は、全体での挨拶です。スタッフから当日の流れと注意事項の説明を聞いて、グループごとに並んで出発しました。


東村山駅に到着後は、緑に包まれた北山公園まで徒歩で移動します。日焼け止めや虫除けスプレーなどの支度を済ませて、田んぼへの道のりを歩き始めます。今回は子どものみの参加が多かったこともあり、スタッフが安全をしっかりと守りながら移動しました。道中には様々な野菜が育つ畑や野鳥のさえずり、小川のせせらぎなどがあり、子どもたちは興味津々に歩みを進めていました。

田んぼに到着すると、まずはスタッフが事前に用意していたシートに荷物を下ろします。あたり一面に広がる大自然に、子どもたちはわくわくした表情を浮かべていました。

水分を補給したら、早速田植えの開始です。

まずは、てんげんじこどものいえのスタッフから簡単な説明を受け、苗の植え方や育て方について学びました。その後、現地の農家の方から植え方についての詳しい説明を聞きます。苗の持ち方、田植えでは後ろ向きに進むこと、真っ直ぐ植えること、など子どもたちは説明をとても集中して聞いていました。

グループごとに苗を受け取り、準備を済ませていよいよ田んぼに入ります。ビニールテープで区切られたラインに沿って、丁寧に苗を植えていきます。

てんげんじこどものいえの田植えでは、長めの靴下を用意していただき、靴下のまま田んぼに入ります。今回参加をした子どもたちの中には、初めて田んぼを見たり、初めて田んぼに入ったりした子どもたちもいました。靴下越しに感じる泥のぬるっとした感触にびっくりした様子です。「不思議な感じ!」「動けない!」と言いながらも、泥の感触に次第に慣れ、夢中になって田植えに取り組んでいきました。

一通り植え終えた後は、農家の方のご厚意で「おかわり」をしたい人向けにさらに多くの苗も提供していただきました。「まだ田植えをしたい人?」と農家の方から尋ねられると、「はい!」「まだやりたい!」と元気よく答えて、何度も田植えに挑戦している子もいました。

自然豊かな土地のため飛び回っている小さな虫に驚いて泣いていた子も、ひとたび苗を植えると、黙々と作業に集中し、田植えを楽しんでいました。子どもたちはスタッフや保護者と共にどんどんと苗を植え、あっという間に整然と並んだ苗の列が完成しました。泥の感触や自然の匂い、周囲の音に包まれながらの田植えは、貴重な学びの場となりました。

1時間半ほどかけて、全員で無事に苗を植え終えることができました。今年は田んぼの状態がやや柔らかかったため、真っ直ぐに植えることが難しい箇所がありながらも、1つずつ丁寧に植えることができました。「おいしいお米ができますように」と願いを口に出しながら植えている子もいました。

田植えを終えた後の集合写真からは、達成感と誇らしさが伝わってきます。

作業後は、公園脇を流れる小川へ移動しました。滑らないように保護者やスタッフに手を添えられながら小川に入り、手足に付いた泥を洗いました。大自然の中でささやかな水遊びを楽しんだ子どももいました。ある程度泥を落として、水道で仕上げ洗いをした後は、スタッフが設営したテントの中で着替えを済ませました。

田植えが終わった後は、待ちに待ったお昼ごはんの時間です。

自然に囲まれた中でいただくお弁当は、いつにも増して美味しく感じられます。子どもたちはお友達と「おいしいね」「何が入っている?」とお弁当を見せ合いながら、笑顔で楽しく食事を楽しみました。

昼食後は、北山公園内での自由遊びの時間です。参加された保護者の方が捕まえたザリガニや小魚を見せてもらったり、山道を散策して虫探しをしたり、木の実や葉っぱを拾ったり、シロツメクサの冠を作ったり、もう一度川遊びを楽しんだりと、それぞれの興味に応じて思い思いの時間を過ごしました。

このような大自然を生かした「自然遊び」が体験できるのも、この田植え体験の良いところの一つです。体験を通して、生き物を大切にする優しい心や、自然を愛する気持ちが子どもたちの中に自然と育まれているのを感じました。

また、公園に隣接する「八国山 たいけんの里」では木の実などを使ったクラフト体験も行われました。オリジナルの木のペンダントを作り、満足気にスタッフに見せてくれた後は、大事に首にかけて帰る子どももいました。

自然の中でたっぷり遊び、たくさんの思い出を作った後は、安全に気をつけて帰ります。片付けをして荷物をまとめ、北山公園を後にしました。子どもたちは満足感と心地よい疲れと自分の荷物を抱えながら、スタッフや保護者に励まされながら最後まで自分の足で帰りました。

電車の中では、持ってきた折り紙やあやとりを楽しんだり、今日の体験を親子やスタッフと振り返って「楽しかった」「また来たい!」と話したりする子もいました。参加した子どもたちは、お友達やスタッフともすっかりと仲良くなり、それぞれが一日を心から楽しんだ様子でした。高田馬場駅に到着後は、全体での挨拶をして解散となりました。

今年の田植え体験も天候にも恵まれ、予定していたすべてのプログラムを無事に実施し、参加者の皆様が満足いくまでたっぷりと田植えを楽しむことができました。

ご参加くださった皆様、そして事前準備や当日の運営にご協力くださった関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。

なお、夏のキャンプはすでに多くの企画で満席となっていますが、一部の企画はわずかに残席がございます。一度満席になっても、キャンセルが出たり、調整の結果ご参加いただけたりすることもよくありますので、ご希望の方はあきらめずにお申し込みください。

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