【活動報告】西伊豆アドベンチャーキャンプ(2024年7月23日~7月26日実施)

「西伊豆アドベンチャーキャンプ」の3日目のご報告です。

いよいよキャンプ全体の日程も折り返しに入ったこの日は海へ出かける1日です。やまびこ荘の前で記念写真を撮ってから出発!

ところが、折から日本の南方に発生していた台風の影響で、西伊豆の海にもうねりが入り、波が高いために「青の洞窟めぐり」の船は出航中止になりました。

けれども、事前の下見や毎年の経験で、現地の地理も知り尽くしているスタッフの案内により、青の洞窟(正式名称「天窓堂」)を上から覗き込んだり、横から眺めたりすることのできるスポットを徒歩で回ったほか、西伊豆のジオパークから絶景を眺めるなど、西伊豆の景勝を満喫しました。青々と広がる大海原を目の前にして、子どもたちは大喜び。

その後は、伊豆の絶景海水浴場である乗浜海岸の海の家「海水荘」へと向かい、海遊びにチャレンジ!

バスを降りて海水浴場へ向かう道すがらも、船着場に停泊している船を眺めたり、そこに集まる魚の群れを見たりして、西伊豆の田舎の雰囲気を楽しみました。

海水浴場に到着したら、ライフジャケットを装着し、いざ波打ち際へ! ところが、防波堤の内側であるこの海水浴場も、いざ体を水中に預けてみると見た目以上に波が荒く、意気揚々と泳ぎ出した子どもたちも大波が打ち寄せるたびに翻弄されて大騒ぎ。

ライフジャケットを身につけているため、水に沈むことはありませんが、しばらく浜に近い場所で遊んだのちは、安全を最優先に考えて遊びを早めに切り上げました。

海の家のシャワーを浴び、お昼のお弁当を食べてから、やまびこ荘へ戻ります。

そして、海遊びの代わりに再度プールタイム!
1日目よりもさらに仲良くなっていた仲間同士、思い切り水遊びに興じます。

特にスタッフが安全に気をつけながら水の中に投げ落とす遊びは、子どもたちから何度も「やってやって」とせがまれるほど、大盛り上がりでした。

たっぷり2時間ほど水の中で遊び尽くした子どもたちは、今度はお風呂に入ってさっぱり。夜のキャンプファイヤーに向けて、スタンツの最終準備です。

みんなで食べる最後の夕食は、子どもたちも大好きなチキンステーキと、夏の代表的な麺料理であるそうめんです! 宿泊所の方が、腕によりをかけてご馳走を振舞ってくださいました。

食事を終えた後の食器のお片付けも手慣れてきました。宿泊所の方への感謝の気持ちを込めて、自分たちの使った食器やテーブルをきれいにし、テキパキと働く様子は本当に頼もしいものでした。初日にはどのように動いて良いか戸惑っていた子も、僅か数日のうちに、自分がすべきことを少しずつ学び、一回りも二回りも成長している様子でした。

その後、就寝準備と明日の出発の準備を終えたら、いよいよ宿泊最後の夜のお楽しみ、キャンプファイヤーの始まりです!

まずは、スタッフによる「キャッチ」や 「猛獣狩り」、そして「ボタン工場」などの遊びを楽しみ、大盛り上がり。キャンプファイヤーの火の燃え上がりに合わせ、子どもたちのテンションも上がっていきます。次第に動きが激しくなるゲームは、キャンプファイヤーレクリエーションの王道ですが、子どもたちもその流れを思い切り楽しみました。

その後はいよいよ、子どもたちがキャンプの合間の空き時間を使って練習していた、スタンツの発表会です。

今回は、全グループ、寸劇の発表となりました。昔話のアレンジやオリジナルの可愛い七夕のお話など、見ている人たちを楽しませようとする子ども達の思いが伝わってくる、素敵な時間になりました。

すべてのグループの発表が終わった後は、お楽しみのマシュマロタイムです。ファイヤーの火を少し落として、じっくりとマシュマロを炙り、クラッカーに挟んで食べるサモア形式。

みんなで火を囲んだ経験は、きっと子どもたちの心に深く刻まれたことでしょう。

いよいよ、明日は最終日。やまびこ荘で過ごす最後の夜、電気を消した途端、全員電池が切れたかのように眠りにつきました。

4日目の様子は次のページへ続きます。

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