【活動報告】Family and Kids Camp(2024年6月8日~6月9日実施)

2日目

朝方は夜露で少し地面が湿っていました。昨日、みんなで力を合わせて丁寧にテントを張ったおかげで、雨に濡れることもなく、可愛らしい鳥のさえずりで目を覚まし、緑に囲まれた地で気持ちの良い朝を迎えることができました。眠そうに目をこすりながらも、「2日目が始まった!」と言わんばかりに、子どもたちは一斉に飛び起き、元気よくリーダーやスタッフと「おはよう」の挨拶を交わします。

全員が起きてきたところで、いよいよ朝ご飯の「カートンドッグ」作りが始まります!炭やコンロを使わずに、牛乳パックを燃やして作るホットドッグで、ウィンナーやレタスなどの具材を挟んだコッペパンをアルミホイルで包み、牛乳パックに入れて燃やします。まずは、スタッフが用意した具材をコッペパンに詰めていきます。

「ウィンナーをたくさん入れたいな!」「入れすぎて具が溢れてきちゃった!」

そんな風に盛り上がりながら、家族やお友達と一緒に楽しく下準備を進めていきます。牛乳パックに入れたら、さっそく火を付けて燃やします。牛乳パックが燃えていくと、中からアルミホイルに包まれたホットドッグが顔を出します。回りに良い色の焦げ目がつき、牛乳パックが燃え尽きたら、カートンドッグの完成です!

この日も元気よく「いただきます」の挨拶をして、にぎやかな朝食を迎えます。ケチャップやマスタードを付け、焼きたてほやほやのホットドッグにかぶりつきます。その美味しいこと……。子どもたちは、「美味しすぎてほっぺたが落ちちゃう」と、スタッフが構えるカメラに満面の笑みを向けてくれました。デザートのフルーツポンチもたっぷりと味わい、大満足の朝食となりました。

食事が終わると、みんなでテントを畳んでいきます。スタッフの説明を聞いて、すっかりテント設営に慣れた子どもたちが手際よく片付けていきます。空気が抜けるように小さく折りたたんだり、繋がっているポールを外したりして、お友達と協力しながら作業を進めます。

テントが片付いたら、朝のうちに干しておいた寝袋を畳み、袋にしまっていきます。袋の中に収まるように、できるだけ空気を抜いて小さくなるよう丸めていきます。中には、押さえる力が足りずに大きく巻いてしまっている子に対して、「ぼくがやってあげるよ!」と積極的に手伝うお兄さんの姿もありました。

片付けが済んだら、最後の自由時間が始まります。子どもたちは、テントのない広々とした空間を思いっきり駆け回ります。蝶を捕まえたり、かくれんぼをしたり、石や葉っぱを集めたり……。そうして、すっかり仲良くなったお友達やリーダーと共に、心ゆくまで自然遊びを楽しむ子どもたちの姿がありました。

あっという間に時間が過ぎ、いよいよキャンプ地とのお別れの時間がやってきました。全員で記念写真を撮り、ご家庭ごとに一言ずつご感想をいただき、スタッフの挨拶を済ませたところで、早めの解散となりました。すぐに帰路につくご家庭もあれば、スタッフが片付けをしている横でしばらく自然遊びを楽しむご家庭もありました。

今回のキャンプも、ご参加者の怪我や事故等もなく無事に開催できましたことを、この場をお借りして関係者の皆様に御礼申し上げます。

次回企画は、7/6(土)開催の「森の幼稚舎―清流沢遊び編―」です。森のフィールドで活動し、夏の暑さを吹き飛ばす水遊びを堪能します!冷たい沢の水に入り、生き物を探したり水の流れを感じたりと、本能の赴くままに水遊びを楽しみます。

夏の長期キャンプ、「西伊豆アドベンチャーキャンプ(7/23-26)」ならびに「東京都亜熱帯区 八丈島キャンプ(8/9-14)」は、ほぼ満席となっておりますが、空席状況は常に変動しておりますので、最新の状況はお電話やメールにてお問い合わせください。

そして、既に秋や冬のキャンプ・体験活動も多数お申し込みをいただいており、早くも満員に到達しそうなイベントもございます。ご参加をご希望される方は、是非お早めにお申し込みくださいませ。

今後も、子どもたちに豊かな経験を提供するイベントを企画してまいりますので、どうぞお楽しみに!

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