【ご案内】夏期 アフタースクールボランティア実施報告

てんげんじこどものいえでは、今年も人材育成の取り組みとして、「夏期 アフタースクールボランティア」の活動を実施いたしました。事業特性を生かした社会的貢献としてボランティア活動の場を提供しているもので、今年は2021年7月1日から9月30日(見込み)にかけて受け入れをさせていただきました。

応募者数:136名
活動者数:16名
採用割合:12%

実のところ、ボランティアに参加していただく方については、厳しい目で選考を行なっています。てんげんじこどものいえでは、日ごろより子ども達が安心・安全な環境下で楽しく過ごせることや、自立を促すための生活指導を重視しています。そのため、子ども達と一緒に楽しむことだけでなく、時には子ども達のためにも毅然とした態度で注意・指導することも必要です。そうした姿勢で子ども達と接していただける、意欲と主体性を持った方々にのみ、ご活動をお願い致しました。

なお、ボランティアのご応募にあたっては、事業内容やボランティア活動に関する動画ガイダンスのご受講、応募書類や自己紹介動画のご提出等をお願いし、社員による選考、選抜のプロセスを経て初回の活動に臨んでいただきました。

(参考)ボランティア募集記事はこちら

初回活動時には活動の心構えや具体的な注意点などの共通留意事項を確認した上で、活動中は日ごろからてんげんじこどものいえで勤務している職員やスタッフが同席し、子どもとの接し方や各種対応のオペレーションについて指導・支援を行いました。

てんげんじこどものいえは、国立・私立小学生のためのアフタースクールのため、様々な学校に通う子ども達が、それぞれが在籍する学校のスケジュールに基づいて異なる形態・目的で利用します。また、地理的にやや離れたところから通ってきてくださる方のお受け入れや、外国籍の子ども・保護者のご対応など、様々な領域にわたるきめ細やかな配慮を要します。そうした点に意識を配りつつ、活動中には子ども達の見守りを通して一緒に遊んでいただくことをはじめ、宿題等の学習のサポートから施設利用時の受け入れ対応、清掃に至るまで幅広くご活動いただきました。ボランティアの方には、一つ一つの事柄に対して、助言や指導を受けながら、自ら考え、自ら行動する体験をしていただきました。

さらに、希望される方には施設内の活動だけでなく、屋外の体験活動にもご同行いただきました。てんげんじこどものいえの体験活動は、「公益財団法人日本キャンプ協会キャンプディレクター1級」、「一般社団法人日本オートキャンプ協会公認インストラクター」等の野外活動の専門資格を有し、一般社団法人日本オートキャンプ協会関東支部理事を務める弊社社員の監修のもとに企画を立案、運営を行っております。

日本オートキャンプ協会にて指導者養成研修会用のテキストを執筆し、実際に指導者養成講習会の講師も務めているノウハウを生かしながら、綿密な計画のもとにスタッフの指導を行いつつ実施している企画に参加することで、指導者としての留意点や配慮、危険予知、危険回避の実際、生活全体を通して子どもたちを支えていくことの重要性・やりがいを、実体験を通じて学んでいただくことができました。

ご参加いただいた方には、毎回の活動後に必ず一言メッセージを残していただくようにしています。その記録を見ると、「子どもと触れ合えて楽しかった」という趣旨の他に、「活動を通して学びがあった、成長できた」という声も多くいただいておりました。以下に、そういったお声の一部をご紹介させていただきます。

ボランティアの受け入れには、事前のガイダンス実施や、採用選考、お一人お一人に対する事前研修など、職員や既存のスタッフにとって労力を必要とすることは確かです。
しかしながら、このボランティア活動を通じて、多くの方に子どもたちと接する貴重な機会を経験していただけたことは大変嬉しく感じています。また、みずみずしい姿で子どもたちと関わってくださる若い方々に出会えて、子どもたちだけでなく、スタッフにとっても元気をいただけた時間となりました。
一部の大学では、授業の中で学生にご紹介していただいたり、また近隣の高校などからは特に多くのご応募をいただいたりして、私どもの提供している人材育成の取り組みに、多くの方からのご期待を寄せていただいていることにも感謝をしております。

来年以降も、引き続き人材育成のためのボランティア活動の場を提供させていただく予定です。
子ども達に真摯に向き合いながら、責任を持って主体的にご活動いただける方々のご参加をお待ちしております。


 募集中のキャンプ・体験活動 

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