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【活動報告】田植え体験

てんげんじこどものいえと、併設の幼児教室「慶楓会」では、子ども達の成長に大きな意義を持つものとして体験活動を重視しています。
五感を使って様々な体験をすることで、学びの意欲や感性、創意工夫する力を養ったり、世代や文化の違う人たちとの関わり合い方を学んだりすることができます。

2021年5月29日(土)は、万全のコロナ対策の下、コシヒカリの名産地、新潟県南魚沼市で田植え体験イベントを開催しました。南魚沼市六日町観光協会の方々や、現地の農家の方々の全面的なご協力をいただく中で、参加者やスタッフ、受け入れ地域の方々の安全を確保しながら実施することがかないました。

今回の田植え体験には全部で12家庭、33名にご参加いただきました。
子どもたちはほぼ全員が田植え初体験ということで、数日前からとても楽しみにしている様子を保護者の皆様から伺うことができました。ある年長のお子さんは、なんと朝5時から目を覚ましていたそうです。

当日は朝8:30に出発です。移動中の感染症対策にも細心の注意を払い、バス車内の消毒や乗車前の手指の消毒、座席の背もたれにアクリル板を取り付けて飛沫防止などの感染症対策をとりつつ、現地へ向かいます。

東京、埼玉、新潟と、都心から離れるにつれて次第に田園風景が広がっていきました。
既に田植えが終わった田んぼでは、太陽の光が水面に反射する様子がとても美しく、田植えへのワクワク感がより一層高まります。

途中に休憩を挟みながら乗車すること約3時間強、今回お世話になる旅館に到着です。
宿に着いてからまずは昼食。田植え体験で初めて会ったお友達同士でも、仲良く食事をしている姿も見られました。

昼食後は、いよいよお待ちかねの田植えの時間です。
はじめに、現地の農家さんからお米について、これから植える苗について、教えていただきました。
田んぼに植える苗をよく見てみると、根本には小さなお米粒がついていて、普段食べているご飯の粒が、自分たちが今から植える苗の元になっていることを、目で見て確かめさせてくださいました。これが成長すれば稲としてお米を実らせるわけですから、言われてみれば当然のことながら、子どもたちは熱心に観察していました。子ども達の真剣な眼差しを前にして、知識として知っているだけでなく、体験を通じて学ぶことの大切さが垣間見られる瞬間でした。

そしてその大切なお米の苗を1本も無駄にせずにきちんと植えるため、農家の方から、田植えのコツを伝授してもらいます。
束になっている苗から、一度につまみ取るのは5本だけ。その大切な5本を、あらかじめ農家の方が縦横の格子状に引いてくださった目印の上に等間隔で植えていきます。
子どもたちが1本の線の上に植えたら、お母様やお父様はその左右の線の上に植えて行く、というように、親子が関わりながら田植えを行える工夫を農家さんが考えてくださり、泥に足をつけながら一緒になって作業することができる貴重な時間をいただきました。

「やってみたい!」という意欲は満々ながらも、いざ田んぼを目の前にした子ども達は、はじめの一歩は恐る恐る。しかし、足を入れてしまえば田んぼの土の独特な感触に興奮している子どもや、その感触に戸惑い足が進まない子どもなど、最初の反応は様々でしたが、次第に慣れてくるに従って、手際良くどんどん苗を植えていきました。

普段は体や服が汚れる外遊びを嫌がる子どももいたのですが、この時ばかりは泥にまみれるのも何のその、田植えに熱中していました。「まるで農家の子かな?」というほど、黙々と作業に熱中している様子を見て、おうちの方も驚いたようです。あるお母様から、「この子は普段は絶対に汚れるのを嫌がるのに、今日はこんなに生き生きと取り組んでいて、本当に嬉しいです」という声が聞かれました。そのお子さんは。普段は幼児教室「慶楓会」の授業でも大人しくお勉強に臨んでいるのですが、教室の中とはまた違う姿が見られ、スタッフ一同も嬉しい気持ちで見守っていました。

そうして苗を植え続けること1時間、とうとう、農家の方が用意してくださった田んぼ一面に植えきることができました。
自分たちの力で苗を植えた田んぼを見ると、感慨深いものがあります。子ども達も、満足げに田んぼを眺めていました。

田植え終わりには、八海山から流れてくる雪解け水が流れる用水路で手足の泥を落として旅館に戻ります。子ども達は水の冷たさに驚いていました。そのわきでは、子どもたちが植えたばかりの田んぼにも、早速水が用水路から引かれ、「こんな風にしてお水を入れるんだ」と新しい発見をしたお子さんもいたようです。

宿に戻ってからは、田んぼの泥を落としてピカピカの体で帰ることができるように、旅館のお風呂をお借りして汗を流しました。普段、顔見知りのお父様同士、お母様同士も、同じ体験をして、同じお風呂に入り、親交を深めてくださった様子で、そうしたお繋がりを持っていただけたことを、私共スタッフとしても大変嬉しいことでした。

最後に「頑張った子どものおうちの人だけがもらえる」お土産のコシヒカリをいただき、みんなで八海山をバックにして記念撮影をして帰路へとつきました。

八海山の麓で、田んぼの泥の感触や雪解け水の冷たさ、農家の方との触れ合いなど、様々な体験を満喫できる大満足な一日となりました。9月には今回植えた稲の稲刈りを予定しています。苗の成長を楽しみにお待ちください。今回の田植えにご参加された皆様と、またご一緒に収穫の機会を持たせていただけることを楽しみにしています。

そして次の活動は、早くも今週末、2021年6⽉5⽇(土)〜6⽉6⽇(日)にかけて実施される、「やってみようキャンプ」です。富士山の麓、山中湖のプライベートロッジを貸切で行う、恵まれた環境でのキャンプ。

①フィンランドログハウスにお泊まり
②富士山の麓で湖水遊び
③力いっぱい薪割り体験
④飯ごう炊さんと野外調理
⑤その他、焚き火でマシュマロや森の散策など

「はじめてとチャレンジがいっぱいのキャンプ!」をキーワードに、おともだちと一緒に楽しい自然体験活動にチャレンジできる1泊2日で、今までキャンプ生活をしたことがない人にも安心の初心者向けキャンプ企画です。初心者向けとは言っても、薪割りや火おこし、野外調理など、キャンプの基本を一から体験できる絶好の機会! すでに当初ご案内の締め切りは過ぎているのですが、今回は交通も貸切のマイクロバス、宿泊環境も貸切のプライベートキャンプのため、あとわずかの残席をご案内可能です。

迷われていらした方も、ぜひこの機会にご参加いただき、夏のたくさんの大冒険にむけてはじめの一歩を踏み出してください!

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