【活動報告】海!山!川! 大ぼうけんキャンプ
「海!山!川! 大ぼうけんキャンプ」の3日目のご報告です。
3日目の朝も良い天気、みんな元気に起床! 今日はキャンプ最終日となるので、朝のうちにお部屋をチェックアウトしなければなりません。美味しい朝食をいただいたら、今日の活動のために水着に着替え、その他の荷物は全部、車へ積んでしまいます。
自分たちの大荷物をよいしょよいしょと抱え、車まで運び、準備万端整ったら、午前中はもう一度温泉プールを楽しむ時間にしました。この時間、他の利用者の方も誰一人おらず、てんげんじこどものいえで貸切状態で遊ぶことができました! 暖かいプールの中で気持ちよく遊び、温泉水のためか、遊びながらお肌がすべすべになって気持ち良い時間でした。
子どもたちも1日目よりもさらに弾けて、仲良くなったお友達同士、一緒に楽しく遊べました。みんなで記念写真や記念動画の撮影も行い、大満足で最後のやまびこ荘タイムを楽しみました。
いよいよ車はやまびこ荘を出発! 1日目に向かった堂ヶ島の方まで移動をし、今日は「トンボロ」渡りにチャレンジです。
海の近くまで行くと、こちら側の海岸から、海の向こうの伝兵衛島まで干潮のために瀬が現れて、足をぬらさずに歩いてわたることができる道ができています。この現象のことを「トンボロ」と言い、日本でも大変珍しい光景です。目の前にトンボロを眺めながら、日陰で美味しいお弁当をいただき、いよいよ最後のプログラム、トンボロ渡りへ出発です!
足元は、思った以上にごろごろした石が多く、その合間を歩くのも一苦労……! ところが、子どもたちは思いのほかすいすいを足をすすめて、途中の潮溜まりに見える生き物を見つけては大はしゃぎをしていました。ヤドカリを両手いっぱいに集める子もいれば、潮溜まりに取り残された魚を追いかける子、珍しい貝を見つけ、食い入るように観察する子。フナムシを初めて目にする子も多く、子どもたちからは「これは何?」「この貝は?」など、質問の嵐でした。今回、最年少の幼児たちにとっても、今までにない経験をたくさんして、刺激の多い毎日になったことと思います。
帰り道、またしてもトンボロを渡って、こちら岸へ帰ってきます。車の中で、男の子、女の子、それぞれ着替えを行い、いよいよ東京へ向けて出発です。まずは行きと同様に伊豆急下田駅まで向かいました。約45分ほどの道すがら、子どもたちは疲れて爆睡モード。一所懸命に頑張ってくれたリーダーたちも、一緒にしばしの休息です。
駅に着いたら、電車の出発まで少し余裕があったのでトイレ休憩を済ませ、その後、踊り子号に乗り込みました。
帰りはなんとなく行きよりも電車も速く進んだような気がします。まずはこのキャンプの振り返りとして絵や感想文をかき、その後はおやつを食べたりトランプをしたりしながら、最後まで楽しく東京へ向かいました。車窓からは、接近している台風のためか少し暗い空も見えましたが、キャンプ中は天候に恵まれたこと、本当に良かったと思います。
集合は品川駅でしたが、解散は電車の関係で新宿駅で解散です。東南口で待ち構えるおうちの方々が、子どもたちのことを暖かく迎えてくださり、子どもたちもホッとした様子でした。流石に疲れて、今にも寝てしまいそうな様子の子もいましたが、「キャンプ、楽しかった人?」「はーい!!」「また行きたい人?」「はーい!!!」と元気よく答えてくれ、スタッフも長い準備を積み重ね、当日も奔走した甲斐があったと嬉しく思いました。
てんげんじこどものいえの「海!山!川! 大ぼうけんキャンプ」は、今年から始まったプログラムではありましたが、子どもたちは大満足でキャンプを終え、大成功のうちに終了を迎えました。
ほっと一息をついたら、今度は2週間後の8月10日より、5泊6日の長期「東京都亜熱帯区 八丈島キャンプ」が待っています。
八丈島では、さらに非日常の中でさまざまな体験を繰り広げる時間が待っています。今回参加してくれた子ども達のうち、多くも八丈島キャンプに参加予定のため、今からとても楽しみです。
夏はまだ始まったばかりですが、早速に「ザ・夏休み!」を満喫した子ども達、この先も、たくさんの経験を重ねていってほしいと願っています。
以下、保護者の方からの嬉しいお声を紹介いたします。
皆様からの温かなお言葉に、スタッフ一同心が震えております。今後とも引き続き、何卒、宜しくお願い申し上げます。
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