【活動報告】春の牧場と水族館キャンプ(2022年3月28~29日実施)

活動報告 春の牧場と水族館キャンプ(2022年3月28日~3月29日 実施)

2022年3月28日~3月29日にかけて、「春の牧場と水族館キャンプ」を実施致しました。
お友達との集団宿泊体験の中で自然を満喫しながら、瑞々しい命と触れ合いました。

3/28 キャンプ1日目

初日は朝8時にてんげんじこどものいえに集合し、現地までは大型の貸し切りバスで移動します。

60人乗りのバスに32人の乗車で座席間隔をしっかりと確保し、座席間にはアクリル板を設置するなどして、感染症対策を万全に施しました。
また、これまでにも複数のイベントでもお世話になり、子ども達のことを理解してくださっている方が運転手で、我々も安心して道中をお任せしました。

参加者の内訳は、小学生9名、幼児が13名の合計22名。定員を18名とした企画でしたが、多くの方からご参加希望をいただいたことで、バスや宿舎、引率スタッフの数を調整し、定員を超えてのお申し込みもお受け入れしました。
最終的に引率人数は9名とし、リーダー1名に対して、子どもが3~5名の手厚い体制で運営致しました。

てんげんじこどものいえを出発後、1度トイレ休憩を挟み、概ね時間どおりに鴨川シーパラダイスに到着です。
早速、小学生と幼児に分かれて自由行動を開始します。

場内には、約800種類もの海の生き物が飼育されています。
小学生は、場内マップと各所で開催されるショーの時間を確認して、時間いっぱい効率的に楽しめるよう、計画的に動き始めました。幼児は入り口に近いエリアから順番に回っていきます。

初めて見る生き物も多く、子ども達は興味津々。生き物の名前を呼んで手を振り、子ども達の方を振り向いた時には大喜びでした。その時の様子をカメラに残そうと、持参したインスタントカメラを入場から5分で使いきってしまうといった微笑ましいシーンも見られました。

特に子どもたちの目を引いたのは、イルカやシャチなどの大きな海の生き物のショーでした。
調教師の笛の音に合わせて、優雅に泳いだり跳ねたりします。イルカのショーのクライマックスで、イルカがジャンプして空中に浮かんだボールにタッチした際には、子ども達からこの日一番の歓声が上がりました。

鴨川シーワールドを満喫した後は、再度バスに乗って移動をし、マザー牧場に隣接する鹿野山禅青少年研修所へ向かいました。こちらの施設は禅堂と一体になった大きな規模ですが、てんげんじこどものいえの子どもたちのため、貸切で利用させていただきます。施設の方にきちんと挨拶をして、入所しました。

禅を趣旨とする施設のため、そもそもが「黙」を中心にした生活です。荷物整理後は、お腹が空いた子どもたちにとって心待ちの夕食でしたが、「黙食」によって感染症対策もきちんと意識した、落ち着いた食事の時間を過ごしました。

また入浴の際も、使った道具を元に戻す、脱衣所を濡らさないなど、リーダーの指導のもとに公共の場での入浴のマナーを学ぶことができました。入浴を済ませたら、21時の就寝までゆったりと自由時間です。17時に夕食を済ませているので、入浴時間を差し引いても、子どもたちが思い思いのに過ごす時間をたっぷりと持つことができました。ただ、朝から目一杯の楽しい時間を過ごしたためか、あらかじめ伝えていた時間よりも早くに寝具の準備を始める子どももいました。翌朝の着替えの準備や荷物の整理、布団やシーツを敷くなどの就寝準備も、自分たちで進めます。

今回に限らず、てんげんじこどものえの体験活動では、「自分の身の回りのことは自分でする」ということを大切にしています。体験活動の中でこうしたことを繰り返して学び、着実に生活の力を育みます。

就寝前にリーダーから子ども達に体調確認したところ、全員大きな問題はありませんでした。
明日も思う存分楽しむため、21時には消灯、就寝です。明日は多くの子ども達が初体験の「座禅」から1日が始まります。

朝の澄んだ空気の中で心を落ち着ける坐禅体験と、菜の花満開の春の牧場で動物と触れ合う様子は次のページへ

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