【活動報告】春の牧場と水族館キャンプ(2022年3月28~29日実施)

3/29 キャンプ2日目

2日目がスタートです。
自分達で敷いた布団やシーツを片付け、座禅が行われる本堂へと向かいます。

まずは和尚様から足や手の組み方、姿勢の正し方、目線の向け方、など座禅を行う上で大切なことを教えていただきます。
実際に座禅を行う時間は10分ほどありましたが、小学生も幼児も誰一人ふざけたり会話したりすることなく、終始心を落ち着かせて静かに取り組むことができました。その静けさは、スタッフが歩く時の足音もはばかられる程でした。

座禅を終えると和尚様から、「運動ができることや勉強ができこととは違い、姿勢を正すということは自分の気持ち一つでできることなので、これからも忘れずに取り組んで欲しい」との教えをいただきました。

座禅を終えて朝食を済ませた後は、マザー牧場に向けて出発です。
マザー牧場は動物を柵の外から見るだけでなく、羊の毛を触ってみたり、牛の乳を搾ってみたりと様々な体験ができました。
実物に触れることで、「こんなに短い羊の毛からどうやってセーターができるの?」、「牛のお乳って温かいんだね」と、新たな疑問や発見がたくさん生まれた様子でした。

また、アヒルの大行進や牧羊犬のショー、羊の毛刈りの実演など、マザー牧場ならではの展示にも、子どもたちは食い入るように見入っていました。

マザー牧場で子ども達が特に盛り上がったことは、こぶたレースへの参加でした。
1番最初にゴールにこぶたを追い立てた子どもが優勝という子どもが参加できるショーで、てんげんじこどものいえからは、10倍もの抽選倍率を勝ち抜き2名の子どもが参加できました。
スタートの合図とともに一斉にスタートし、両手を使ってこぶたをゴールへと追い立てます。「いけー!」「がんばれー!」と子ども達の大きな歓声が響きます。応援の力もあってか、なんと、てんげんじこどものいえの子が優勝を勝ち取ることができました。優勝した子は、何百人ものお客さんに見守られる中、中央の立ち台でメダルをかけてもらい、誇らしげな様子でした。

そのほか、今の時期、マザー牧場では菜の花が満開で斜面を黄色く埋め尽くす見事な花畑に、子どもたちも心を弾ませていました。

マザー牧場を満喫した後は、いちご農園へと向かいます。
当初の予定ではいちごは持ち帰りのみの予定でしたが、急遽その場でもぎたてのイチゴを味わえることになり、子ども達は大喜び。勇み足でイチゴ畑の中へと歩を進めます。
熟して真っ赤に実ったイチゴをもぎ取ると、まずは誇らしげにスタッフに見せてくれ、口に入れて味わいます。
開口一番、「おいしい!」「あまい!」などと声を上げ、とろけるような表情になる子ども達。春の味覚を楽しみました。

2日間盛りだくさんの全ての予定を終え、てんげんじこどものいえに向けて出発です。
到着してから、お迎えにいらしていた保護者の方に大きなケガや事故なくキャンプを終えられたことをご報告し、解散となりました。

今回が初めての親元を離れた宿泊体験でいろいろなことに挑戦した子ども、前回の参加と比べて自発的に身の回りことに取り組むようになった子ども、全員が楽しむだけでなく、これまでの自分から一歩成長した姿を見せてくれました。
多くの方にご協力いただき、大きなケガなく無事に企画を運営し、子ども達の成長の機会を提供することができました。この場をお借りして、皆様に感謝申し上げます。

次回以降のイベントの予定は、4/24(日)「森の幼稚舎」、5/28(土)「田植え体験」でございます。
こちらも、皆様のご参加をお待ちしております。

当日のその他の写真は以下からどうぞ

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