【活動報告】はじめてのキャンプ(2022年5月14日~5月15日実施)

2022年5月14日から5月15日にかけて、「はじめてのキャンプ」を開催しました。

ジェイアール東日本都市開発様に協賛いただいた特別企画で、JR高架下を活用したキャンプ練習場を特別に貸し切らせていただき、キャンプのスキルアップを図りました。親子で、子ども達同士で、楽しみながらも力を合わせてテントを立てたり野外炊事を行ったりと、様々な活動に取り組みました。当日の詳しい様子をご紹介させていただきます。

1日目

キャンプ初日は参加者の集合に先立ち、スタッフミーティングを行いました。ご参加される皆様が怪我無く、また、充実した時間をお過ごしいただけるように、当日の流れの最終確認や活動環境の整備を行います。

スタッフミーティングが終わり次第、ご参加者の受け入れを開始します。受付時には、これまでの体験活動と同様に1週間前からの体調を確認の上、検温を行います。アルコールも常設するなどして、皆様が安心してご参加いただけるようしっかりと感染症対策に努めます。

今回の参加者数は親子参加が4組9名、子どものみ参加が2名の計11名です。子ども達だけでなく、保護者の方々もテントでの寝泊まりや野外炊事のご経験が少ないとのことで、「ビギナーキャンパーが基本スキルを習得する」という趣旨にぴったりの皆様にご参加いただけました。

なお、スタッフの人数は6名で、子どものみで参加する子どもには一対一でリーダーが活動をサポートするという、手厚い体制を整えました。

皆様が集合されると、まずは自己紹介から始めます。
これまでのイベントと比べて大人の割合が多いこともあってか、些か緊張の面持ちで自己紹介をする子ども達。日ごろのご自宅での様子とは異なる姿を、微笑ましく見守る保護者の方々が印象的でした。

自己紹介の後は、早速テント設営にチャレンジです。
まずはリーダーが実際にテントを設営しながら手順を説明します。実物を初めて見る子ども達は、テントに興味深々。組み立てるまでの流れをじっと見つめます。

設営手順を一通り確認したら、いよいよテント設営スタートです。キャンプ中は各自で設営したテント内で寝泊まりします。
テントの下にシートを広げること、骨組みとなるポールをつなぎ合わせること、大人にとっては容易な作業も、子ども達にとっては一大作業。保護者の方やリーダーと協力しながら、少しずつ、着々と組み立てます。

組み立てること30分、おおよそすべてのテントが完成しました。キャンプ中の秘密基地が完成です。
早速中に入って入口のチャックを開け閉めし、隙間から満面の笑みを覗かせます。

テントを完成させた後は、ロープワークにチャレンジです。今回は、2本のロープを結ぶ「本結び」、大きさの変化しない輪を作る「もやい結び」、木やポールなどにロープを巻き付ける「巻き結び」に取り組みました。日常生活ではなかなか使わないこともあってか、子どもだけでなく保護者やリーダーでも苦戦する姿が見られました。
ペグが打てないテント設営時や、洗濯物や食器をぶら下げる物干しを作る時なと、キャンプ中に何かと役立つロープワーク。
更には、土のうを結んだり、三角巾を結んだりと万が一の災害や非常時にも活用できます。そうした「生きる力」を身に着られることも、キャンプの醍醐味の一つです。

ロープワークに取り組んだ後は、夕食づくりまで自由時間です。子ども達はハンモックに寝転がったり、ボール遊びをしたりと、思い思いに楽しみます。保護者の方々はコーヒーを片手に談笑しつつ、リラックスしたひと時を過ごします。

そうこうするうちに、子ども達がとても楽しみにしていた夕食のカレー作りの時間です。野菜を切る、飯ごうでご飯を炊くなどの調理過程を全員で協力しながら進めます。ピーラーや包丁などの調理器具も、子ども達が主体となって扱います。自分や友達がケガをしないようにどのようなことに注意すべきか、野菜を切りやすくするためにはどのような工夫が必要かといったことを考えながら器具を取り扱います。また、皮をむいた野菜の瑞々しさを感じたり、玉ねぎを切って目や鼻に刺激を感じたりと、調理ひとつとっても、子ども達にはちょっとした冒険です。

切り終えた食材は保護者の方に炒めていただきつつ、ルーを足したり塩コショウを振ったりと、味付けの仕上げを子ども達が行いました。

そして忘れてはならないのは、飯ごうでの炊飯。おいしいご飯を炊き上げるコツは、お米を焦げ付かさないように火から引き上げるタイミングを見極めることです。火の番の子どもだちが見守ること数分、「水が出なくなった!」こどもの声を基に飯ごう火からおろして少々蒸らし、ごはんが炊き上がりました。

ごはんとカレーをよそい、いざ実食。自分たちで作ったカレーは格別な様子で、「今までで一番おいしい!」と満面の笑みを浮かべる子どもがいるほどでした。

食後は、包丁や鍋などの調理器具を自分たちで洗います。カレーの汚れはスポンジで、飯ごうの中の落ちにくい焦げは亀の子たわしを使ってと、リーダーや保護者の方に教えてもらいながら、洗い物を進めます。根気強く頑張りました。

洗い物を終えた後は、近くの銭湯に行って一日の疲れを洗い落とします。温泉に行ったことはあっても、銭湯は初めて、という方は保護者の方の中にも多くいらっしゃいました。公共の浴場の使い方として「使ったものは元に戻す」「脱衣所を濡らさない」といったことはもちろん、自分が脱いだ服はきちんと畳むなど、生活技能を身につける指導は、てんげんじこどものいえのキャンプではとても大切にしています。銭湯を出るころには、外もすっかり暗くなっていました。


キャンプ場に戻ると、ランタンを灯してリラックスタイムです。ゆっくりとしたひと時を過ごしながら、子ども達は旅のしおりに今日の日記を描き、一日の出来事を振り返ります。テントを立てたこと、カレーづくりをしたこと、お友達とボール遊びをしたこと、子ども達それぞれの楽しみがありました。

日記を書き終えた子ども達は就寝の時間です。テントの中で寝袋にくるまり、今日の思い出に包まれつつ眠りにつきます。

子ども達が寝静まると、保護者の方々とスタッフの大人の懇親会が始まります。
保護者の方同士が交流されるだけでなく、保護者の方からスタッフへも公私を問わずたくさんのご質問をいただき、
普段の幼児教室やアフタースクールの運営中では生まれにくいざっくばらんな会話を楽しみ、親睦を深めることができました。

2日目

2日目の朝、子ども達が続々と起床します。初日の就寝前に、「早い時間に目が覚めても、キャンプ場の近くに住む人や、まだゆっくりと眠りたい人を起こさないように、静かに過ごす」というお約束を守り、起床後もしばらくはテントの中で静かに過ごしました。7:00を過ぎた頃から徐々にテントの外に出始めて、まずは体を起こすための体操から2日目の活動がスタートしました。

体操で目を覚まして早々に、朝食のホットケーキ作りに取り掛かります。ご家庭で作る時には計量カップできっちり水の量を量ることもあるでしょうが、今回は自分たちの感覚を頼りに、ホットケーキミックスに少しずつ水を足していき、ちょうどよい塩梅を見定めます。お父様方の中にも厳密な水の分量をしきりに気にされている方もいらっしゃいましたが、タネの具合を見ながら「これくらいかな」と加減していくといったようなことも、実際的な生活技能としては必要なことと考えていますので、親子で良い経験になったことと存じます。

焼き始める準備が整ったら、一人ずつフライパンでホットケーキを焼いていきます。表面がプツプツとなるころを見計らって、フライ返しを使ってひっくり返します。上手にひっくり返した子ども達は、誇らしげな笑顔でこちらに顔を向けてくれます。焼き上がったホットケーキにフルーツを盛り付けて完成です。自分で焼き上げたホットケーキの味は格別のようで、満面の笑みをこぼしながら食べ進めます。

朝食を食べ終えたら、撤収に向けてテントの片づけを始めます。自分のテントを片付け終えたらお友達の片づけを手伝い、さらにはスタッフの片付けも手伝いと、自発的に動いてくれます。2日間という短い期間ではありながらも、小さな体験を積み重ねることで「お友達と協力して取り組む姿勢」が少しずつ育まれている様に感じました。

テントを片付けて帰り仕度ができたら、2日間のキャンプの振り返り絵日記を書く時間です。テントを立てること、自分で作ったカレーを食べること、ハンモックに揺られて遊んだこと、子ども達それぞれに楽しかったこと思い返し、2日間の思い出をしっかりと胸に刻むことができました。

そして最後に全員で記念撮影。
子ども達は、2日間の中で少しずつ自分でできることを増やしていき、このキャンプを通してまたひとつ逞しくなったようにも感じます。保護者の方々も、近い場所で子ども達の成長を見守ることができ、また、保護者同士の交流を深められたことで、皆様とても充実された様子が伺えます。

今回のキャンプでは、調理の際には火や包丁などの刃物を扱い、テントでも金具を扱いましたが、誰一人ケガをすることなく無事にキャンプを終えることができました。キャンプ場をご提供くださったジェイアール東日本都市開発様、そしてご参加いただいた保護者の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。

来月以降も、体験活動が目白押しです。6月には高尾山の秘密の遊び場で「森のチャレンジキャンプ」、7月には毎回定員到達の人気イベント「森の幼稚舎-清流沢遊び編-」、元小学校で寝泊まりしながら大自然を満喫する「大ぼうけんキャンプ」、
そして8月にはてんげんじこどものいえ2大イベントのひとつ、「八丈島キャンプ」を開催します。
たくさんの経験を通して、楽しみながら学びを深める機会として、皆様のご参加をお待ちしております。

当日のその他の写真は以下からどうぞ

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