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【活動報告】夏休み自由研究応援企画

■高学年の回

絵画作品づくりは、東京藝術大学で日本画を専攻し、日ごろよりてんげんじこどものいえで小学生向けに絵画を指導している講師が、今回のイベントのために特別に企画してくださりました。
F6サイズのキャンバスにアクリル絵の具で描画し、希望者には額装を施すといった、高学年向けのまさに「本格的」な作品づくりです。

開始時間になり子ども達が揃い、早速キャンバスに描画を!
と、その前に、今回はモデリングペーストという下地材をキャンバスに塗っていきます。
モデリングペーストを下地にすることで、アクリル画が何層も塗り重ねた油絵風に仕上がります。

 

下地が仕上がったら、まずは対象を鉛筆で下書きすることから始めます。
絵画作品作りも、子ども達が自分の好きな対象を描けるように、各自で作品づくりのお手本を持参してもらいました。

下書きが終わると、いよいよアクリル絵の具を使って描き始めます。
まずはベースとなる色を全体に塗り、少しずつ色加えながら丁寧に重ね塗りを繰り返します。
重ね塗りをすることで、グッと深みのある作品に仕上がります。

今回のキャンバスには下地材を塗っているためキャンバスには凹凸があり、日ごろからアクリル画に慣れている子どもも
「いつもより描くのがむずかしい」と、始まりこそは少し戸惑っている様子でしたが、時間をかけて丁寧に描画していました。
細かな部分や表現が難しい部分は、講師がアドバイスをしながら描き進めます。

そうして下地と下書き、アクリル絵の具での描画に合計4時間を費やし、ついに完成です。
「こんなに時間をかけて絵を描いたのは初めて」と、長時間集中して取り組んで少し疲れた様子ではありながらも、とても満足気な表情が見られました。
作品ごとに、色遣いや描き方などから子ども達の個性がよく表現されています。

完成した作品を保護者の方にお渡しすると、「すごい!油絵で描いたみたい!」と、まさに「本格的」な作品の仕上がりにとてもお喜びいただけました。

今年の夏休みの自由研究応援企画も、子ども達・保護者の皆様にご満足いただき、無事終了することができました。
今後も、長期休暇期間中の課題をサポートさせていただくイベントや、キャンプ・体験活動の場も提供させていただきます。
9月には、都内の里山フィールドで自由に遊ぶ「森の幼稚舎」や、コシヒカリの名産地である新潟県南魚沼市での「稲刈り体験」などイベント目白押しですので、皆様のご参加お待ちしております!

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 募集中のキャンプ・体験活動 

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