【冬期休業のお知らせ】 2022年12月26日(月) ~ 2023年1月9日(月) *1月10日(火) 正午より開室

【活動報告】森のチャレンジキャンプ(2022年6月11日~6月12日実施)

2日目

2日目。昨晩から降っていた雨は止み、森の空気をさわやかに感じる朝でした。
太陽は出ていませんでしたが、朝露に濡れた木々が生き生きと緑を輝かせています。時折、心地良い風も吹き、今日も子どもたちにとって遊び日和になりそうな予感です。

元気よくテントから飛び出してくる子、大あくびしながらも、にこにこしながら「おはよう」と朝のあいさつをする子、みんな今日の活動も楽しみにしているようで、目をキラキラとさせています。

全員揃ったら、朝食の前にまずは輪になって朝の体操をします。「1,2,3,4!」と声を合わせながら体を動かすと、すっきりと目が覚めて、良い具合にお腹も空いてきました。

この日の朝ごはんは、パンケーキ、スープ、果物、ジュース。
パンケーキは子どもたちが自分自身で作りました。ちょうどよい柔らかさになるまで生地を混ぜたら、炭火で温めた鉄板の上に生地を流します。きれいな丸い形になるように、そっとそっと生地を流していきますが、「変な形になった!」「大きくなり過ぎた!」とそこかしこから声が聞こえてきます。

昨日から火での調理には慣れてきた様子です。しかし、こういったときの気の緩みは特に危険です。走り回らない、大勢で集まって押し合ったりしないなどの、火の回りで行動するときのルールを常に守るように、リーダーが声掛けをしながら、子どもたちも「今どのように行動すべきか」「何をしたらいけないか」を学び、判断できるようになっていきます。

生地の表面がふつふつとしてきたら、フライ返しでくるっと! ここでも「まだ焼けてない!」「焦げた!」「やぶれた!」とてんやわんや。それでも、自分で挑戦して、自分だけのオリジナルのパンケーキを一人ひとり完成させていきます。お皿に載った熱々のパンケーキを持って、自慢げにリーダーたちに披露してくれました。

キャンプ場で食卓を囲んだら、テーブルごとにいただきますのあいさつをして食事が始まります。パンケーキにバターやシロップを塗って、果物を乗せて。少しだけ贅沢に、今日も最後まで遊び尽くすためのエネルギーをたくわえます。

食後は、それぞれ自分の仕事を見つけて片付けに取り掛かります。食器を種類ごとにまとめたり、洗い物をしたり、テーブルや地面にごみを残さないように集めたり……2日目ともなると、「自分のことは自分で」という姿勢がより積極的に見られるようになりました。

片付けが終わったら、次はメダル作りです。まずは、直径5cmほどの木をちょうどよい厚さにのこぎりで切り出します。リーダーがしっかりとそばについて一緒にのこぎりを動かしますが、柔らかい木なので、リーダーに頼りっぱなしではなく、真剣に自分の力で切っていました。

大きな刃物を扱うわけですから、切っている本人が十分気を付けるのはもちろん、周りの子どもたちも、待っている間の振舞い、通ってはいけないところをよく考えて、リーダーの指示をよく聞いて安全第一に取り組みました。

切り終えた子どもから順番に、メダルに絵を描いていきます。絵が描けたら、首にかける紐を付けて、今回のキャンプの思い出のメダルが完成です。

そして、今日一番の大掛かりな仕事、テントの撤収です。

1日目にテントを立てたときと同じように、まずは全体で撤収方法を確認します。それから、自分たちの使ったテントを協力して片付けていきます。正しい手順で片付けられるように、得意な子どもやリーダーがテキパキと声をかけていきます。特に、先月の「はじめてのキャンプ」に参加した子どもが、自信を持って積極的にリードしてくれました。今回初めてキャンプにチャレンジした子どもも一生懸命に取り組んでくれて、みんなの力で、大人たちが予想していた以上にスムーズに撤収作業を終えることができました。

食後は、それぞれ自分の仕事を見つけて片付け余裕を持ってテントを片付けることができたので、昼食までの間、自由時間になりました。大きなブランコを交代で乗ったり、木のそばや土の中の生き物を探したり、地面を掘って水路を作ったり、昨日今日と遊び回っていろいろと体験した上で、今回最後の自由時間では、それぞれ気に入った遊びをしていたようです。

昼食には、キャンプディレクター特製の焼きそばが振舞われます。ディレクターが鉄板で豪快に調理を始めると、それを見た子供たちはもう待ち切れないという様子です。

しかしそこで突然の雨! 「せっかくの焼きそばが台無しになってしまう!」と大急ぎで大事な焼きそばを守ります。出来上がったものは鍋に蓋をして母屋に運び、調理中の鉄板の上にはタープを広げて雨を防ぎます。子どもたちも荷物の避難などを手伝います。子どもたちの行動や表情を見ていると、山でのこういった急な天気の変化があっても、臨機応変に動きながら、その環境を楽しむ心も育まれているように感じられます。

無事に焼きそばを守り抜き、そのまま母屋の中で昼食です。キャンプ最後の「いただきます」のあいさつをして、特製焼きそばに舌鼓を打ちます。これがまたびっくりするほどおいしかったようで、「おいしい!」と子どもたちが喜ぶ姿にディレクターも鼻高々でした。

幸いなことに雨はすぐに止み、きれいな晴れ間も出てきました。

食事が終わると、まもなくキャンプ場を出発することになるので、全体でこの後の流れを説明します。まず、ごちそうさまをしたらすぐに片付け。荷物を母屋から運び出して、森のフィールドに集合し、記念撮影。最後にキャンプ場のスタッフにお礼のあいさつをしたら、バス停へ向けて出発。子どもたちは、一連の流れをよく聞き、次にすることを考えながら、周りを見て行動を始めます。きちんとするときはする、遊ぶときは遊ぶ、そういったメリハリが板についてきて、たくましさが感じられます。

予定通りの時間のバスに乗り、その後は電車を乗り継いで解散場所の新宿駅へ向かいます。公共の場に来ると、子どもたちはキャンプ場でのワクワクしたテンションから変わり、自然と落ち着いて行儀よく過ごすことができていました。それも無理に辛抱するということではなく、小さな声で今回の思い出を話し合ったり、隣の子と静かにできる手遊びをしたりと、周りに気を配りながらも楽しく過ごせる方法を自分たちで考え出しています。「今はどんなときか。どんな場所か」を自分で観察して判断できるようになっていることに、体験活動での経験や学びをはっきりと見て取ることができました。

新宿駅に着いたら、お迎えの保護者の方に子どもたちを引き合わせ、簡単なご報告の後、滞留による密を避けるため早めの解散としました。

次回企画は、7/9(土)の「森の幼稚舎-清流沢遊び編-」です。
今回のキャンプと同じく森のフィールドで活動し、夏の盛りの水遊びを堪能します! 冷たい沢水に入り水の流れを感じたり、生き物を探したり、一人ひとりが自分の関心の赴くままに楽しむことができます。

そして7月には、元小学校で寝泊まりしながら大自然を満喫する「大ぼうけんキャンプ」、8月にはてんげんじこどものいえ2大イベントのひとつ、「八丈島キャンプ」を開催します。

いずれの企画も、すでに多くの方にお申し込みいただき満員に近付いておりますので、参加ご希望の方はお早めにお申し込みくださいませ。

また上記のほか、夏休みが長い方を対象として、9/2(金)-9/4(日)の2泊3日でこれまで実施履歴のない新規キャンプを企画中です。なお、金曜発ではご都合が合わない方のために、9/3(土)-9/4(日)のショートコースでもご参加できるプランも併せてご案内できるように調整しております。近日中にご案内を開始いたしますので、どうぞお楽しみに。

これからも、子どもたちの挑戦や自信を力強く支え、充実した活動、豊かな経験を提供してまいります。


当日のその他の写真は以下からどうぞ

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