【活動報告】世界遺産の島 西表島キャンプ(2023年3月25日~3月29日 実施)
3/29 西表島キャンプ 5日目
「世界遺産の島 西表島キャンプ」の5日目、最終日を迎えました。
5日間を過ごした西表島ホテルでの食事もこれが最後、おいしい朝食をいただいて元気を補充したら、出発まで最後のお楽しみのお土産購入タイムです。
あらかじめ決められた金額のお小遣いをご家庭から持参し(滞在中はスタッフが預かって)、最後のこのタイミングでお土産を買って荷物と一緒に東京へ送ります。
子どもたちが、家族や親戚の方の顔を思い浮かべながら、どれを買おうかと考えている姿は微笑ましいものです。小さい子どもたちもお金の計算をリーダーに手伝ってもらいながらお土産を選びました。
子どもたちはお土産屋をあらかじめ「下見」をしておいたために買うものが決まっていたこともあり、リーダーと一緒にスムーズに購入することができました。
一番人気は、やはりイリオモテヤマネコグッズ。特にぬいぐるみはあっという間に棚から数を減らしました。
お土産購入後、全ての荷物をまとめて大きなものはスーツケースで送付、帰りの手荷物を整理してから、最後のひとときをホテル前の浜辺で過ごしました。
最終日にして最も晴れ渡った空の下、青い空と海、白い砂浜のコントラストの中で、子どもたちはのびのびと嬉しそうな様子でした。
記念写真をたっぷり撮り、それから短いながらも最後の自由時間を楽しみます。
広々とした空と海と砂浜で、子どもたちは羽を伸ばし、西表島の空気を心と体に刻むことができたことと思います。
午前10:30、いよいよ帰路を辿る道のりを開始し、まずは港へ向けて出発です。
行きと同じく帰りも近くの上原港の船便が欠航となりましたので、大原港から石垣へ向かいます。バスの車窓から眺める、天気が良い中の西表島の街並みは、また少し違った輝きを見せてくれるようでした。
子どもたちはバスの中でも元気でしたが、大騒ぎはしないように気をつけることをリーダーと約束しながら1時間、バスに揺られます。
フェリーターミナルに着くと、この後のさらに長い移動に備えてお昼ご飯のお弁当をいただきました。港の心地よい海風を肌に感じながら、乗船の時間を待ちます。
石垣に向かうフェリーは、帰りは竹富島を経由する便でしたので、乗船中、竹富島寄港のタイミングでデッキに上がり、穏やかで美しい海を眺めることもできました。
石垣島のフェリーターミナルに着くと、今度は空港まで、またバスに乗車、そして空港へ辿り着いたらチェックインです。手荷物検査を受けて航空機に乗り込んだら、いよいよ東京へ向けて出発!帰りは大幅な遅延もなく、5分程度の遅れで羽田へ向かいました。機内では、子どもたちも帰りということで比較的落ち着いて過ごすことができていたように感じられます。
羽田に到着して、降機場がターミナルから少し離れた場所でしたので、またもやバス移動となりましたが、ここまでの移動を乗り越えてきた子どもたちにとっては、もはや大きな抵抗はありません。
いよいよ到着した羽田空港第2ターミナルの到着ロビーでは、子どもたちは5日ぶりに保護者の方にお会いして、キャンプが終わってしまう寂しさと、慣れたお家に帰れる安心と、キャンプを通じた成長で少しだけ引き締まった顔でお別れの時を迎えました。
ディレクターからの全体報告と、リーダーからの必要者のみ報告を行い、子どもたちは保護者の元へ帰っていきました。
さまざまな人と出会い、素敵なものを見聞きした西表島での生活を忘れず、これからも好奇心を胸いっぱいに過ごしてほしいと思います。
てんげんじこどものいえでは、現在4月〜8月までの全てのキャンプ・体験活動のお申し込みをお受け付けしております。
会員先行受付期間に既に定員の過半数となるお申し込みをいただきましたことに加え、3/26より開始した一般受付解禁に伴い、さらに多くのお申し込みをいただきまして、特に夏休み期間中のキャンプに関しては、早くも定員に達しつつあります。
国立・私立小学生からの圧倒的な支持を誇る当会のキャンプ、今後とも是非ご注目ください。
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