【活動報告】ジュニアスキーCAMP/キンダースキーCAMP(2023年12月26日~12月30日 実施)
12/29 スキーCAMP4日
スキーキャンプも佳境となる4日目、丸一日をゲレンデで過ごすのは今日が最後です。天候が少し心配でしたが、想定していたよりも雪は強くならず、最後までスキーや雪遊びを満喫することができました。
幼児チームは、午前中は2日目と同様、ゲレンデ横の「わくわくファミリースノーランド」で雪遊びを楽しみました。「スノーチューブ」やそり滑り、雪だるまやかまくら作り、各々が施設内で思う存分雪遊びを満喫しました。希望者のみ板を履き、スタッフの指導の下に緩斜面を滑る体験も行いました。
一方のジュニアチームは、午前中はゴンドラで山頂付近へ登り、快晴の下で気持ちよく滑りを楽しみました。これまでの練習で滑降にも慣れ、昨日のスキースクールでのレッスンをもとに、斜面に合わせて足を閉じたり広げたりと、カーブを曲がる練習等を行いました。子どもたちは昨日の感覚を忘れることなく、斜度が急なところがあっても落ち着いたまま、上手にターンが出来るようになっていました。
また、この日は初めて上級コースを滑り、今までゴンドラを使っていた道を実際に滑って下山することにも挑戦しました。途中、何度か転んでしまうことがあっても、全員が自分の力で下山することができました。滑り終わった後にも、「まだ滑りたい!」と目を輝かせて言うほど、滑りを心の底から楽しんでいる様子でした。中には、「カーブをした時の、風を切る感覚が気持ちいい」と言っている子もいて、みんなすっかり一人前のスキーヤーになっていました。
お昼ご飯を元気におかわりしてお腹を満たしたら、再び滑りにゲレンデへ!グループごとに分かれて、それぞれの技術にぴったりのコースをスタッフと子どもたちが相談して決め、最後の滑走を楽しみます。苗場山麓の様々な斜面を左から右まで横断し、あちらこちらへと自由自在に滑り回りました。午後には、これまでよりも一段階レベルの上がったコースにも挑戦しましたが、そこでも最後まで滑りきることができていました。
幼児は、お昼になると宿舎へ戻り、ミートソーススパゲティをお腹が膨れ上がるほど平らげてから、午後はゲレンデには出ずにお部屋の中でゆっくりします。リーダーと一緒にお店屋さんごっこやかくれんぼをしたり、お友達とお絵描きや読書をしたりして、楽しいひと時を過ごしました。
そして、この日だけのお楽しみは、みんなで近くの温泉に行くことです!苗場で大人気の「雪ささの湯」へ向かい、濃厚な温泉に浸かって雪見風呂を楽しみました。「お猿さん、いるかな?」と嬉しそうに辺りを見回す子どもたちの姿に、スタッフも思わずにっこり。公共のお風呂でのマナーを学ぶことも、幼児にとってはたいへん重要な事柄です。温泉を楽しみつつ、自立につながる振る舞いを学ぶ機会となりました。
小学生チームも、幼児たちと入れ替わりでゲレンデから戻り、夕方には温泉でスキーの疲れを癒しました。
最後の夜ご飯を食べた後には、待ちに待ったお楽しみ会と検定結果の発表です!まずは、小学生チームが心待ちにしていた検定の発表から行いました。ジュニア5級から発表をスタートし、結果を待つ子どもたちは祈りながら順に発表を聞いていきます。幼児たちも、小学生のお兄さんとお姉さんの合格を祈り、わくわくした様子でお話を聞いていました。
今回、ジュニア5級~1級まで、なんと合計25名全員が合格を果たすことができました!合格者発表で自分の名前が呼ばれると、みんな大喜びで合格証とバッジを受け取っていました。昨年悔しい思いをした子も、一生懸命練習に取り組み、最後まで諦めずに滑り続けた結果、このような素晴らしい成果を上げることができました。中には、初めてのスキー体験にも関わらず、いきなり検定に合格する子もいました。このスキーキャンプでの数日間で、みんな見違えるほどに成長することができました。
検定発表を終えたら、この5日間の思い出を振り返る動画を鑑賞します。自分やお友達が出てくると、楽しそうな笑い声が辺りに響き渡ります。子どもたちは、動画を見ながらこのスキーキャンプでの出来事を振り返り、とても満足そうな笑みを浮かべていました。
お楽しみ会と振り返りのため、ほんの少しだけ夜更かしを許された子どもたちは、最後の夜を仲良くなったお部屋のメンバーで賑やかに過ごしました。名残惜しくも、最後の夜を思い出に浸りながら過ごした子どもたちは、一体どんな夢を見たのでしょうか。
楽しいスキーCAMPもとうとう最終日! 最後まで楽しみ尽くす子ども達の様子は次のページへ
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