【活動報告】奥多摩源流探検キャンプ(2022年9月2日~9月4日実施)

ケビンで目を覚まし、2日目の活動がスタートです。

朝食は自分たちで具材を選んでサンドイッチを食べます。ハムにレタスにチーズ、ジャムやピーナッツバターを組み合わせたオリジナルサンドイッチに舌鼓を打ちました。

腹ごしらえを済ませた後は、ケビンからキャンプサイトに移動し、本日の寝床となるテントを設営します。
これまでにてんげんじこどものいえのキャンプでテントを設営したことのある子ども達を先頭に、協力して設営を進めます。

1時間ほど経ち、無事すべてのテントを設営することができました。途中、これまでにテントの設営経験のある子どもがお友達に丁寧に教えてあげたりと、お友達を気遣う優しさを垣間見ることができました。

テント設営後は、「そば打ち体験」に挑戦です。
そば粉に卵と水を混ぜ合わせ、まずは弾力を出すためにこねる作業からスタートです。粉の状態から丸めるまでの作業には力が必要で、こね鉢を支える人とこねる人に分かれ、力を合わせながら進めます。

こねてこねて、一つの塊の状態にできたら、打ち粉をつけて伸ばしていきます。この伸ばす際の力加減や、めん棒の扱いが想像以上に難しく、時には「そんなに分厚いとピザになっちゃうよ(笑)」などと蕎麦打ちの講師の方からお声がけいただきながらも、試行錯誤を続けました。

そうした伸ばしきった蕎麦を、こま板と包丁を使って麺の形になるように切り分けます。

そうして完成したお蕎麦はすぐに茹でていただき、いざ実食。
さすがは打ち立てのお蕎麦、非常に弾力があって普段食べるお蕎麦とは一味も二味も違います。蕎麦の太さの違いはご愛敬、大満足の昼食となりました、

さて、場所を移して新宿新南口。今回のキャンプは2泊3日・1泊2日からご参加日程を選ぶことができ、2日目から参加する子ども達が集合を始めます。

健康状態の確認を終え、山のふるさと村へと出発です。天候にも恵まれ、道中に車窓から見える木々も、青々と美しく映ります。

奥多摩駅到着後はバスに乗り換え、山のふるさと村へと向かいます。昼食を済ませるころには、ちょうど1日目から参加の子ども達が蕎麦打ちを終えており、「やっと来た!」と、笑顔でお出迎えしてくれました。

合流してからはまず、山のふるさと村の敷地内にある奥多摩湖へと向かいます。太陽の光を浴びて輝く水面のそばで、石や植物集めをしたり、湖のほとりで座ってゆっくりとしたりと、子ども達が思い思いの時間を過ごしました。

奥多摩湖での自由時間を過ごした後は、夕食づくりを開始します。2日目の夕食は焼きそばで、食材のカットから炒め、味付けに至るまですべての工程を子ども達がチャレンジします。食材を炒めるための火おこしも、子ども達が力を合わせて行います。

食材のカットはこれまでのキャンプでも取り組むことが多かったですが、「炒める」という工程は初めて行う子どもが多く、少しばかり火を怖がりながらも、へらを使ってチャレンジしていました。
次第に慣れてきた子どもの中には、お祭りの屋台さながらに「へいらっしゃい!」と大きな声で元気よく焼きそばを炒める微笑ましい姿も見られました。

そうして出来上がった焼きそばは、昨日の牛丼に続き絶品で、すべての焼きそばをぺろりと平らげました。

夕食を終えてお風呂を済ませた頃には、辺りは真っ暗に。都心の様に人工的な光は無く、虫の音だけが聞こえる静かな場所は、キャンプファイヤーにぴったりです。

火を囲み、お友達同士で自由にお話をしたり、ゲームをしたりして過ごし、2日目の活動を終えました。

3日目の様子は次のページへ続きます。

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