【活動報告】東京都亜熱帯区 八丈島キャンプ(2022年8月10日~15日実施)


前日の夜に竹芝を出発した橘丸は、三宅島と御蔵島を経由して八丈島へと向かいます。約11時間の長旅ですが、子ども達はぐっすり。船に揺られながら到着を待ちます。

間もなく八丈島到着のアナウンスを耳にデッキに上がると、大海原に浮かぶ八丈島が私たちを出迎えてくれます。これから過ごす八丈島での時間に、より一層心躍る瞬間です。

到着後は早々にキャンプ期間中にお世話になる「柳家荘」に荷物を置き、まずは八丈植物園に「キョン」の見学に向かいます。
キョンとは体長40~50cmほどの小さな鹿の仲間で、島の中ではこの植物園で唯一飼育されています。
遠くからその姿が見えるや否や足早に近づき、そのかわいらしさに子ども達は興味津々!昨年も八丈島キャンプに参加した子どもは、「久しぶり」とまるでお友達にでもあった様子で、再会を喜んでいました。

キョンを見学した後は、植物園内に併設された公園でしばしの自由時間です。天候に恵まれ、子ども達も楽しそうに過ごしていました。

昼食は、空港のレストランでいただきます。本日の昼食は、八丈島名物の「明日葉」を用いた、明日葉うどんです。
明日葉とは八丈島名産の野菜で、強靱で発育が早く、「今日、葉を摘んでも明日には芽が出る」と形容されるほど生命力が旺盛であることが名前の由来となっています。島で過ごす4日間、元気な毎日過ごせるよう、余すことなくいただきます。

腹ごしらえをした後は、八丈植物公園内にあるビジターセンターへと移動します。
ビジターセンターでは島の自然や文化が紹介されており、実物を眺め、手に取りながら、八丈島に対する学びを深めていました。

ビジターセンターの後は、底土海水浴場へと向かい、子ども達おまちかねの海水浴の時間です。ここは海水浴のみならず、飛び込み、シュノーケリングも楽しめる島一番の人気ビーチです。

てんげんじの子ども達も、水鉄砲を打ち合ったり、フロートに揺られたり、思い思いに楽しみます。
また、希望者を募って、飛び込みやシュノーケリングにもチャレンジしました。堤防からの飛び込みは、海面からの高さがおよそ2~3メートル。最初の一歩こそなかなか踏み込めなかったものの、いざ飛び込むと想像以上に楽しかった様子で、何度何度も笑顔で飛び込みを繰り返していました。

思う存分海水浴を楽しんだ後は、宿に戻って夕食です。
てんげんじこどものいえでのキャンプでは、子ども達が「自分のことは自分でする」習慣を身に着けることを大切にしています。夕食の配膳も、小学生と幼児が協力しながら取り組みます。

八丈島近海で捕れた魚のお刺身やパッションフルーツなど、八丈島ならではの食事に舌鼓を打ちました。

夕食の後は花火鑑賞です。なんと幸運にも、この日は3年ぶりに「八丈島納涼花火大会」が開催されていました。
屋上に上がってしばらくすると、花火大会がスタートです。花火が上がると共に大きな歓声を上がります。その綺麗な瞬間を残そうと、持参したカメラでシャッターを何度も何度も切る子ども達。特別な環境で大切なお友達と一緒に見る花火に、子ども達も感慨深げでした。

花火が終わる頃には、就寝の時間が迫っていました。
てんげんじこどものいえのキャンプでは、「自分のことは自分でする」ということを大事にしています。布団を敷いたり、シーツを掛けたり、リーダーに手伝ってもらいながら就寝の準備を自分で進めます。

準備が終えた部屋の子ども達から布団に入り、電気を消して就寝の時間です。明日の活動も楽しみしながら、眠りにつきました。

八丈富士登山に挑戦! さらに海水浴に温泉に光るキノコ探しにと、イベント盛りだくさんの3日目は次のページへ

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