【活動報告】ジュニアスキーCAMP/キンダースキーCAMP(2022年12月26日~12月30日 実施)
12/28 スキーCAMP3日目
5日間のスキーキャンプの折り返しとなる3日目の朝を迎えました。
今年は例年よりも寒波の到来が早かったためか、てんげんじこどものいえスキーキャンプ恒例の「最終日だけ晴れる」というジンクスが外れ、中日にして晴れ渡った気持ち良い空が広がる最高のコンディションとなりました。
小学生は少しだけ早めに宿を出発し、プリンスホテル前でインストラクターの先生方と落ち合い、グループ別にレッスンを開始しました。1・2級を受験するグループはどんどんリフトを乗り継いで、実際の検定バーンへ向かい、途中ではポールレッスンのチャレンジも体験させていただけました。普段はできないスピード感あふれる滑走に、子どもたちも大興奮でした! また初・中級グループも先生の丁寧なご指導のおかげで滑走技術がぐんぐん上達し、さまざまな斜面での滑走を体験することができました。初心グループは、時には先生にマンツーマンで板の運びを見ていただきながら、緩斜面であれば自在に斜面を滑走できるほどの力量を身につけることができました。
苗場スキー場では6級の設定がないので、最下級でも5級のスタートとなります。今回のスキーキャンプでは1級〜5級まで満遍なく受験希望者がいたのですが、講習の中で検定を実施していただける、いわゆる「講習内検定」は2級までとなります。レッスンの後半で、その日の練習の成果を発揮する滑りを先生に見ていただき、ドキドキの検定を終えました。
一方の1級だけは、検定員3名による厳密なテストを実施するので、いったん2級以下のグループとは別れて再度リフトへ乗車します。1級受験に相応しい、ある程度の斜度があるバーンまで移動し、フリー滑降、大回り、小回りと3種目を順に受検します。先生が見せてくださる見本をよく目に焼き付けての滑降、緊張気味ではありましたが、現時点での力を精一杯発揮した様子でした。結果の集計を先生方が行ってくださっている間、子どもたちは頑張ったご褒美のクレープを笑顔で頬張り、もう暗くなったゲレンデを後にして宿へと戻りました。
一方、幼児グループはこの日は中休で、ゲレンデには出ずに宿舎周辺でゆったりと過ごします。希望者は宿の前で雪遊びを行い、その他の子どもたちはお部屋で絵を描いたり本を読んだりしてゆったりと過ごします。そしてこの日の用事だけのお楽しみは、近くの温泉です。苗場で大人気の雪ささの湯へ向かい、鉄の匂いがする濃厚な温泉に浸かって、雪見風呂を楽しみました。公共のお風呂でのマナーを学ぶことも、幼児にとってはたいへん重要な事柄ですので、温泉を楽しみつつ、自立につながる振る舞いを学ぶ機会となりました。
さて、実は今回のキャンプ中に、なんと三人ものお子さんが誕生日を迎えました。キャンプ前からこっそりと、お祝いの企画を進めていた数名の子どもたちが中心となり、食堂に飾り付けを行い、サプライズで誕生日の子どもを呼び出しました。
暗くなったお部屋に入ると、クラッカーが鳴り響き「おたんじょうび、おめでとう!」の声。 伝言ゲームを行ったり、ちょっとしたプレゼントを渡したりして、全員でお祝いの時間を持つことができました。
いよいよゲレンデへ出かける最後の日! 小学生のグループ滑走と幼児のリフト乗車滑走は次のページへ
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