【活動報告】海!山!川! 大ぼうけんキャンプ(2022年7月23日~7月26日実施)

「海!山!川! 大ぼうけんキャンプ」の3日目のご報告です。

3日目は一日中お出かけで、プログラムが盛りだくさんです。
まずマイクロバスで向かったのは、堂ヶ島の「トンボロ」です。干潮時に浅瀬が海上に姿を現し、海岸から対岸の島まで歩いて渡れるようになることを、トンボロ現象と言います。この日の干潮時間は9:33と出ていたため、その時刻より前の時間に海岸に到着し、トンボロ渡りに出発です!

トンボロの道はどこもかしこも、丸くてごろごろした不揃いの石でできているため、一歩一歩が大変な苦労です……! すいすいと先へ行く子ども、無理せずゆっくりと歩く子ども、進み方はさまざまでしたが、同じペースで進む子どもどうし、「こっちが歩きやすいよ」「濡れていて滑るところに気を付けて」と声を掛け合い、助け合いながら対岸を目指しました。
道中、子どもたちはさまざまな生き物を見つけて大はしゃぎ! 石の合間を縫ってちょこちょこと動くフナムシや、よく見るといろいろなところに隠れているヤドカリやカニ。潮溜まりに取り残された魚も間近で見ることができ、初めての体験、発見に満ちたトンボロ渡りでした。

次は初日に行けなかった青の洞窟、この日は波も穏やかで、見に行くことが叶いました。子どもたちは「やっと行ける!」と大喜びです。堂ヶ島マリンの船に乗り込んで、ドキドキの探検が始まります!
船はまず広い海の上を進み、周囲の島々を遊覧します。そしていよいよ洞窟内部へ……! この青の洞窟は正式名称を「天窓洞」と言い、昭和10年に天然記念物に指定された凝灰岩でできている海触洞窟で、複数ある入り口のうち南口の洞窟から入ると、中央は天井が丸く抜け落ちて天窓をなし、洞窟内に光が射し込んでいます。光の加減で水は神秘的で美しい色に輝いており、子どもたちは感嘆の声をあげていました。

午前中だけで2つの大きなプログラムを体験した子どもたちは、興奮冷めやらない様子でした。お昼は、海の家「海水荘」で場所をお借りして、お弁当タイムです。食後、あらためて水分補給や日焼け止めといった身支度を整えると、午後いっぱい、伊豆の海を遊び尽くします!
はじめのうちはみんな浅瀬で恐る恐るという様子もありましたが、次第に大胆に、足の付かない沖の方までチャレンジする子も多くいました。もちろん全員ライフジャケットを着用した上で、リーダーとスタッフは常にすべての子どもたちの動向を見守り、サポートをします。
浮き輪やボートに乗って波に揺られたり、ひっくり返ったりして大はしゃぎする子、シュノーケルとフィンで自由に泳ぎ、海の底を観察する子、浜辺で休憩しつつ、貝や石拾いをする子…… 友だちと楽しむ海遊びは、どれだけ遊んでも遊び足りないくらいで、あっという間のひとときでした。

シャワーを浴びて体をきれいにしたら、バスでやまびこ荘に帰ります。3日目、お泊り最後の日の夕食は子どもたちが大好きなハンバーグ! 宿泊所の方が腕によりをかけてご馳走をふるまってくださいました。

食後は本日最後のお楽しみ、大きな庭でキャンプファイヤー! ……ところが、突然の夕立が徐々に本降りとなり、外でのキャンプファイヤーはできなくなってしまいました。しかし、てんげんじの子どもたちはそこで落ち込んだり、諦めたりしません! 宿泊所の廊下を使わせていただき、ゲームと出し物を行うことにしました。
まずはリーダーやスタッフが用意した「おーちたおちた」「1分間ゲーム」などを楽しみ、大盛り上がりでした。
その後は、子どもたちがキャンプの合間合間の空き時間を使って練習していたスタンツの発表を行いました。最初は、幼児チームがミッキーマウスマーチの音楽に合わせてダンスを披露、小学生チームはYOASOBIの歌をみんなで合唱、それぞれ自信たっぷりで上手に発表できました。

今日もたっぷり遊び、あっという間に1日が過ぎていきました。やまびこ荘で過ごす最後の夜、思い出話もそこそこに、電気を消すとすぐに眠ってしまった子どもたちでした。

4日目の様子は次のページへ続きます。

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