【活動報告】海!山!川! 大ぼうけんキャンプ(2022年7月23日~7月26日実施)

「海!山!川! 大ぼうけんキャンプ」の4日目のご報告です。

4日目、ついに最終日です。目を覚ますと、外は大雨が降っていました。
最終日は、西伊豆の秘境として知る人ぞ知る「大滝」の見学をプログラムとして予定していましたが、この雨の中、山道を進むのは危険と判断し、大滝は断念することとなりました。でも大丈夫、このような場合のための、雨の日でも楽しめる特別なプログラムを用意しています!
「最後まで楽しむぞ!」という笑顔を見せながら、子どもたちはテキパキとチェックアウトの支度に取りかかりました。お世話になったお部屋、お布団をきれいに整えたら、レインウェアや水筒、そのほか最小限の荷物を小さなリュックに入れて手荷物を用意し、残りの荷物はすべて大きな荷物にまとめて車に積み込んでしまいます。
支度を済ませて、やまびこ荘の方にお礼のごあいさつをしたら、マイクロバスに乗り込んで出発です。

特別プログラム、最初の目的地は「土肥金山」です。歴史ある鉱山跡地で、江戸時代の採掘の様子を再現した坑道を見学しました。坑内では電動人形が作業に勤しんだり、仲間と語らう音声が流れたりと、子どもたちはその臨場感に夢中でした。

坑道を抜けると、貴重な資料が展示されている「黄金館」に立ち寄ります。ここには、ギネスブックにも登録された250kgの世界一巨大な金塊が展示されており、アクリルケースの穴に手を入れて実際に金塊に触れることができ、子どもだけでなくリーダーやスタッフも全員、その輝きと重量感に驚くばかりでした。

土肥金山のお次は、「修善寺」の散策です。雨は降ったり止んだりと不安定でしたが、幸い、レインウェアを羽織れば子どもたちも無理なく歩ける天候に落ち着き、時折、晴れ間も見られました。
お寺の境内をゆっくりと見て回り、記念撮影。その後は、しばし足湯に浸かって旅の疲れを癒しました。

緑の竹が美しく立ち並ぶ「竹林の小径」を抜け、桂川にかかる赤い橋を渡って街の中を少し行くと、「独鈷の湯」に到着。

修善寺温泉は伊豆最古の温泉と言われており、独鈷の湯はそのシンボルとなっています。入浴、足湯としての利用はできませんが、湧き出る温泉の様子を見学しました。散策の後は、名物、源楽胡麻饅頭をいただき、ほっとする甘味に、思わず笑顔がこぼれます。

土肥金山、修善寺散策と情緒ある文化めぐりを楽しみ、「今度はおうちの人と一緒に来たい!」という声も上がり、最後のプログラムも、子どもたちは大満足の様子でした。
そのままマイクロバスで大場駅に向かい、そこから電車と新幹線を乗り継いで帰路へ。さすがに車内では、子どもたちもウトウトした様子で疲れや眠気が見られましたが、乗り継ぎなどで歩く際には、自分の荷物をしっかりと持ち、列を作って一生懸命に歩いていて、とても立派でした。きっと、待ってくださっているおうちの方を思い浮かべて、「もうすぐ会える!」と気持ちを奮い立たせていたことでしょう。


解散場所の品川駅では、おうちの方々が子どもたちを温かく迎えてくださり、子どもたちはホッとした笑顔を見せていました。今にも寝てしまうそうな子、逆にテンションが上がって大笑いしてしまう子、様々な感情があふれていました。それでも、「キャンプ、楽しかった人?」「はーい!!」「また行きたい人?」「はーい!!」とみんな元気良く答えてくれ、スタッフもリーダーも、このキャンプの準備から当日の運営まで、力を尽くした甲斐があったと嬉しく思いました。

ホッと一息をついたら、今度は2週間後の8月10日より、5泊6日の「東京都亜熱帯区 八丈島キャンプ」が待っています。
八丈島では、さらに非日常の中でさまざまな体験を繰り広げる時間が待っています。今回参加してくれた子どもたちの中にも、多くが八丈島キャンプに参加予定のため、今からとても楽しみです。

これからも、子どもたちの豊かな経験とかけがえのない思い出を作る、てんげんじこどものいえ のキャンプ・体験活動にご期待ください!

【今後のキャンプ・体験活動】

東京都亜熱帯区 八丈島キャンプ 8⽉10⽇(水)〜8⽉15⽇(月):5泊6日 ※増席分も満席。受付締切
自由研究応援企画 7月30日(土)、8月24日(水) お申し込み受付中
奥多摩源流探検キャンプ
2泊3日コース 9月2日(金)~9月4日(日)  ※満席キャンセル待ち
1泊2日コース 9月3日(土)~9月4日(日) 若干名空きあり
稲刈り体験 9月24日(土) お申し込み受付中

当日のその他の写真は以下からどうぞ

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 募集中のキャンプ・体験活動 

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