【活動報告】海!山!川! 大ぼうけんキャンプ(2023年7月23日~7月26日実施)

「海!山!川! 大ぼうけんキャンプ」の4日目のご報告です。

4日目、ついに最終日です。目を覚ますと、この日の朝も気持ちの良い晴天でした。

子どもたちは、すっかり慣れた手つきでテキパキと荷物を整理し、チェックアウトの支度に取り掛かりました。お世話になったお部屋、お布団を綺麗に整えたら、最小限の荷物を小さなリュックに入れて手荷物とプールバッグを用意し、残りの荷物は全て大きな荷物にまとめます。支度を済ませたら、マイクロバスに乗り込んで出発です。

最終日は、西伊豆の秘境として知る人ぞ知る「大滝」を見学します。マイクロバスで山道の途中まで進み、それより先は歩いて目的地まで向かいます。
道中、足を踏み外さないよう注意しながら進まなければならない細道や、スタッフに支えられながらロープをつたって渡る橋など、沢山の冒険が子どもたちを待ち受けていました。しかし、子どもたちは自分の足でしっかりと歩き抜き、一つひとつ関門を突破していきます。

そうして、川の上流に向かって森の中を進んでいくと、突然、目の前に巨大な滝が現れました……!ついに、「大滝」に到着したのです!
離れた場所にも水しぶきが飛んでくるほどの迫力ある滝に、子どもたちは大興奮。汗が全て吹き飛ぶほど涼しい、神秘的な自然空間に魅せられて、今ではすっかり山の子どもです。

帰り道も、水分や塩分補給をしながら安全に進み、無事にマイクロバスへと乗り込みました。その後、やまびこ荘に戻り、野外炊事場でお昼のお弁当を食べたら、最後のプール遊びが始まります。
すっかり仲良くなったお友達と共に、リーダーめがけて水鉄砲を発射したり、ボールを使ってゲームをしたり、スタッフに抱えられて水の中へジャンプしたり……。そこには、帰りの時間になるまで思いっきりはしゃいで、最後まで水遊びを楽しむ子どもたちの姿がありました。

その後、軽くシャワーを浴びて着替えると、いよいよ、やまびこ荘とのお別れの時間です。
宿泊所の方々にお礼のご挨拶をしたら、マイクロバスに乗り込みます。スタッフに言われずとも、自分たちから「ありがとうございました!」「さようなら!」と元気に挨拶をする姿は、とても立派でした。

マイクロバスで大場駅へと向かい、そこから電車と新幹線を乗り継いで帰路へ。
車内では、さすがに遊び尽くして疲れたのか、ほとんどの子がウトウトした様子でした。しかし、乗り継ぎなどで歩く際には、自分の荷物をしっかりと持ち、列を作って一生懸命に歩いていました。きっと、帰りを待ってくださっているお家の方々を思い浮かべ、もうすぐ会えることへの喜びで自分を奮い立たせていたのでしょう。
新幹線の中でも、真剣に今日一日の日記を書き、最後までお行儀良く過ごすことができていました。

解散場所の品川駅では、お家の方々が子どもたちを温かく迎えてくださり、子どもたちは気が抜けたかのようにホッとした笑顔を見せていました。今にも寝てしまいそうな子や、逆にテンションが上がって大笑いしてしまう子など、様々な感情があふれていました。
それでも、「キャンプが楽しかった人?また行きたい人?」というスタッフの問いかけに、
「はーい!!」と、全員が元気良く答えてくれました。それを聞いたスタッフやリーダーは、キャンプの準備から当日の運営まで力を尽くした甲斐があったと、嬉しい気持ちになりました。

次回のキャンプ・体験活動は、8月9日より5泊6日の「東京都亜熱帯区 八丈島キャンプ」です。八丈島では、さらに非日常の中で様々な体験を繰り広げる時間が待っています。今回参加してくれた子どもたちの多くが、八丈島キャンプにも参加予定のため、今から再会できる日が楽しみです。

次回企画でも、子どもたちの豊かな経験とかけがえのない夏の思い出作りに貢献できるよう、スタッフ一同尽力して参りたいと思います!


【今後のキャンプ・体験活動】

東京都亜熱帯区 八丈島キャンプ 8月9日(水)~8月14日(月)
自由研究応援企画 8月22日(火)
トトロの森の稲刈り体験 9月23日(土)
森の幼稚舎 -秋のDAY CAMP編- 9月9日(土)、9月10日(日)
幼児対象キンダースキーCAMP 12月26日(火)~ 12月30日(土)
小学生対象ジュニアスキーCAMP 12月26日(火)~ 12月30日(土)

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