【活動報告】東京都亜熱帯区 八丈島キャンプ(2026年8月9日~14日実施)

5日目の朝、子どもたちは八丈島で長くくさや作りを続けている「長田商店」を訪れます。
店内に入ると、さっそく独特の香りが漂います。事前にくさやについて学んだ子どもたちも、実際の香りを前に興味津々です。 

まずはくさやを試食させていただきました。初めて口にする子も多く、香りから想像していた味との違いに驚きながらも、一口食べてみると「おいしい!」と思わず笑顔になります。

その後、店主の長田さんから、くさやがどのように作られているのか、そして長く受け継がれてきた食文化についてお話を伺いました。魚をくさや液に漬け込むことや、昔から受け継がれてきた製法など、実際に仕事に携わっている方から直接聞くことで、子どもたちも興味深そうに耳を傾けます。

さらに、くさやを作る人が少なくなっており、このままでは近い将来、くさやを食べることができなくなるかもしれないというお話も。長い年月をかけて受け継がれてきた食文化も、作り手がいなくなれば途絶えてしまいます。子どもたちは、八丈島の名物としてくさやを味わうだけでなく、その味を守り、次の世代へ伝えていくことについても考える機会となりました。

最後に、実際にくさやを漬け込む「くさや液」を見せていただきました。独特の香りを放つ液を目の前にすると、子どもたちは改めてその特徴を実感します。実際に味わい、作り手の話を聞き、さらに製造に使われるものを自分の目で見る。八丈島に古くから伝わる食文化を、五感を使って学ぶ貴重な時間となりました。

くさや工場の見学を終えた後は、空港でお土産を選ぶ時間です。

売店には八丈島ならではのお菓子や加工品、特産品などが並びます。子どもたちはご家族の顔を思い浮かべながら、「誰に何を買って帰ろうか」と考え、一つひとつ商品を手に取って選んでいました。

昼食を終えて宿に戻ると、レイメイキングに挑戦です。

今回使うのは、八丈島でもレイの材料として親しまれているティーリーフです。先生が子どもたちのためにたくさんの葉を準備してくださり、材料が手渡されます。

先生や島の子どもたちに教えてもらいながら、葉を折ったり編み込んだりして、少しずつ形を整えていきます。きれいに仕上げるには、葉を傷めないように力加減にも気をつけなければなりません。

一枚一枚の葉を丁寧に編み込み、時間をかけて自分のレイを完成させていきます。出来上がったレイを首にかけると、子どもたちは嬉しそうな表情を見せ、自分の手で作り上げた達成感も感じている様子でした。

レイが完成した後は、フラダンスの時間です。音楽に合わせて身体を動かしながら、先生や一緒に参加した子どもたちの動きをよく見て踊ります。レイメイキングから続く交流の中で、楽しい時間を過ごしました。

その後、一日の最後は大潟浦へ向かいます。

海沿いに広がる芝生の広場に到着すると、子どもたちはさっそく走り出し、鬼ごっこをしたり、お友達やリーダーと一緒に遊んだりしながら、広々とした場所で身体を動かします。

大潟浦からは、海の向こうに八丈小島を望むことができます。広い空と海が広がる開放的な景色の中で、子どもたちは伸び伸びと遊んでいました。

やがて日が傾き始めると、空や海の色も少しずつ変化していきます。子どもたちは景色を眺めたり、最後までお友達と走り回ったりと、それぞれの過ごし方で夕方の時間を楽しみました。

八丈島で過ごす最後の夜を前に、島の自然を身近に感じながら過ごす時間となりました。

大潟浦での時間を終えて宿に戻ると、夕食をいただきます。

夕食後は、明日の早朝の出発に備えて荷物の最終確認を行いました。忘れ物がないか一つひとつ確かめ、自分の荷物をきちんとまとめます。

いよいよ八丈島を出発! 帰りの船内での様子と、保護者の方からいただいた感謝のお声は次のページへ

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