【冬期休業のお知らせ】 2024年12月25日(水) ~ 2025年1月8日(水)AM
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【活動報告】東京都亜熱帯区 八丈島キャンプ

■4日目
キャンプもいよいよ後半戦に突入です。
子ども達は、朝の支度がかなりスムーズに行えるようになってきました。朝起きると、こちらから指示をしなくてもきちんと布団を畳み、活動の支度を進めます。
更に、朝食の準備では進んでお茶碗やコップの配膳などをお手伝いしてくれました。短い期間でも、少しずつ子ども達が成長していく様子が垣間見えました。

この日は好天が予想されたので、日焼け止めをしっかりと塗り、日差しから目を守るためにサングラスの持参を必須としました。すると出発直前、サングラスをかけた子どもたちが「かっこいいでしょ」と言わんばかりに、ポーズをとって自慢げにその姿を見せつけてくるシーンもありました。

4日目の初めの活動は牧場見学です。
八丈富士の中腹に広がる「ふれあい牧場」に向かいます。ここでは放牧された牛の親子がのんびり暮らしています。


牛は子ども達の間近を通るものの、なかなか顔を向けてくれないようで、「モー!」と牛の鳴きまねをしたり、歌を歌ったりして自分達に興味を持たせようとする非常に微笑ましい姿が見られました。

山の天気が良ければ、こちらの牧場から三原山や海、八丈島の市街地、空港が一望できます。
今回は霧に包まれていたため景色を眺めることができませんでしたが、逆に「霧に覆われる」という体験が子ども達にとってはとても新鮮だったようで、はしゃぎまわる子ども達も見られました。

その後昼食を済ませてからは乙千代ヶ浜へ海水浴に向かいます。車で向かう道すがら、八丈富士、海、八丈小島を一望できる絶景スポットを発見!
すぐさま車を止めて、全員で記念撮影!景色の美しさがそうさせてくれるのか、子ども達も満面の笑みです。

そうして少し寄り道をしつつ、乙千代ヶ浜に到着です。人工的に囲われた潮だまりがあり、波が起きないため安全に遊ぶことができ、さらに多数の小魚などの海の生き物を観察することができます。
少し深いポイントもあるので、ここでもしっかりライフジャケットを着用します。準備ができて早速海にザブン。

その後はビーチボールを海に浮かべて追いかけたり、お友達と水鉄砲で打ち合いをしたり、ボート型のフロートに乗って海上探索をしたりと自由に遊びます。さらにシュノーケルをつけて海中の様子を確認してみると、たくさんの小魚や貝などを見つけることができて、子ども達は大興奮!シュノーケルをつけていることも忘れ、必死にこちらに話しかけてくれました。

海遊びの最後は岩場に集まって集合写真をパシャリ。海水浴を満喫した様子が伝わってきます。

海水浴の後は少し足を伸ばして「裏見ヶ滝」へ。
名前の通り、滝を正面からではなく裏側から見ることのできる滝です。こちらの滝も、到達にはちょっとした山道を進むのですが、昨日の唐滝に続く道を経験した成果、こんな道は余裕だと言わんばかりにサクサクと進んでいきます。
全員が滝の裏側に到着し、ここでも一枚記念撮影。こちらでも珍しい体験をすることができました。

また、裏見ヶ滝のすぐそばには「裏見ヶ滝温泉」という名の温泉が湧いているのですが、訪問した日は感染症対策のために閉鎖中でした。ところが、裏見ヶ滝温泉には、「温泉スタンド」という温泉が出る大きな蛇口とホースが近くに用意されているのです。そこで、わざわざこのために持参したビニールプールに、ホースから出した温泉を貯め、ちょっとした温泉気分も味わいました。

そして本日最後のイベントは、夏の夜の楽しみの代名詞ともいえる花火です。
宿の前の空きスペースで手持ち花火を楽しみます。幼児も多いので、火傷等のケガをしないようにリーダーが丁寧に見守ります。夜になって少し風が吹き出し、地面に置いたローソクの火がすぐに消えてしまうため、隣のお友達の花火から火をもらいます。チームプレイのようでなんだかいい感じ。
八丈島の夜の静けさと、その暗さが花火の美しさをより際立たせてくれました。

本日も子ども達はたくさんの思い出を作ることができました。
明日は八丈島で過ごす実質の最終日で、いよいよ八丈富士への登頂が控えています。

伊豆諸島最高峰「八丈富士」全員踏破へ向けたチャレンジと、絶景の中でのリラックスタイムの様子は次のページへ

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