【冬期休業のお知らせ】 2024年12月25日(水) ~ 2025年1月8日(水)AM
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【活動報告】東京都亜熱帯区 八丈島キャンプ

■5日目

5泊6日と長期にわたる八丈島キャンプも、1日中八丈島を満喫できる最後の日となりました。
朝の準備はお手の物。食事の準備も、子ども達同士で力を合わせて進めます。
そして今日はついに八丈富士登山の日です。みんなで登頂できるよう、いつも以上に朝ご飯をもりもりいただきます。

八丈富士は標高854mを誇る伊豆諸島最高峰の山です。山頂へは石段で登りきることができるのですが、その数はなんと1280段! 
さらに石段ひとつひとつもそれなりの高さがあり、一段上がるのも子ども達にとっては一苦労です。
険しい道にも負けないよう、しっかりと準備体操をしていよいよ登山スタートです。

登りはじめこそはコンクリートで舗装された平坦で緩やかな階段が続きますが、標高が上がるにつれて石段がゴツゴツとしてきます。合間で何度か休憩を挟みつつ、一歩一歩着実に進みます。
残りあと半分を切ったごろから、次第に子ども達にも疲れが見え始めてきましたが、「もうちょっとだから頑張ろう」と、お友達同士で励まし合っていました。

そして上り続けること1時間強、ついに頂上に到達しました。しかも、なんと誰一人欠けることもなく登頂できました。
登頂することには汗と霧とで子ども達の髪の毛は水を浴びたかの様に濡れていましたが、その顔はとても晴れ晴れとしていました。

そして山頂では、頑張った自分を労うおやつタイムです。
子ども達の顔を見ていると、やり切った後に食べるおやつは格別の様子でした。

登山終了後は空港内にあるレストランに移動し、八丈島名物の明日葉うどんで腹ごしらえをします。
明日葉とは八丈島名産の野菜で、強靱で発育が早く、「今日、葉を摘んでも明日には芽が出る」と形容されるほど生命力が旺盛であることが名前の由来となっています。
明日葉を練りこんだうどんはやや緑ががっていて、子ども達は最初こそ不思議そうに食べていましたが、その味にとても満足気でした。

こちらのレストランではキャンプ期間中に何度かお世話になっていたのですが、本日がキャンプ最終日ということで「ぜひスイカ割に」とスイカ一玉をまるまるくださりました。
宿に戻ってからのお楽しみ一つが増えました!

昼食を済ませてからは、大潟浦園地という国立公園に向かいましす。海と芝が綺麗なこちらの公園で1時間半ほど自由時間を過ごします。


登山の後だったため少し休息をとる目的も含めた自由時間でしたが、子ども達は元気いっぱい遊び回っていました。
今回のキャンプには、チアリーディングの全国制覇経験のある女性がリーダーとして参加しており、そのリーダーから子ども達が体操を教えてもらう一幕もありました。

こちらの公園での最後の時間は、子ども達とリーダーを交えてチーム対抗のかけっこ競争をしました。
八丈富士を上ったばかりなのに、子ども達の元気さには本当に驚かされました。

宿に戻ってからはお楽しみのスイカ割りです。
コロナ対策を万全にするため、スイカをビニールの袋に入れて行うという、前代未聞のスイカ割りとなりました。
子どもたちは、目隠しをしてお友達の声だけを頼りにあちらへふらふら、こちらへふらふら。
あとできちんといただくことを考えて、敢えて割れにくいような細めの棒を用意したために、最終的に割るということには至りませんでしたが、夕食時のデザートとしていただき、舌鼓を打ちました。

さて、明日はいよいよ八丈島キャンプ最終日です。
移動時間がほとんどになりますが、船の中でどんな思い出話を子ども達から聞かせてもらえるか楽しみです。

名残惜しくも、八丈島を出発! 帰りの船内での様子と、保護者の方からいただいた感謝のお声は次のページへ

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