【活動報告】東京都亜熱帯区 八丈島キャンプ
■6日目
いよいよ八丈島キャンプの最終日です。
いつもより少し早めに起きて、朝食の準備や部屋の片づけを進めます。
5日間、自分たちの身の回りのことは自分たちでやるということを続けた成果を出すかの様に、これまでで一番テキパキと動きます。
お世話になった宿の方にお礼をして、船着き場へと向かう時間です。
キャンプ期間中をすごさせていただいた宿への感謝の気持ちを込めて、綺麗に整理整頓をして部屋を後にすることができました。
船着き場に到着すると、帰りの船が既に子ども達を待ち構えていました。
早速乗船して、荷物を置いて甲板へと出て丸5日間を楽しんだ八丈島を眺めます。
なんだか子ども達ながらに少し鑑賞に浸っている様にも見えました。
「八丈島ばいばーい!」「またくるからねー!」と、別れを惜しみながら、船は出発して竹芝へと向かいます。
船内では、まずは八丈島での思い出を振り返る本を作りました。
唐滝へのトレッキングを描く子ども、乙千代ヶ浜での海水浴を描く子ども、八丈富士での登山を描く子ども、
一番思い出に残った出来事は、子ども達それぞれですが、どの絵も笑顔の自分自身が描かれていて、八丈島を心から満喫できたようです。
その後は、お友達とボードゲームやカードゲーム等の自由時間を過ごして船の到着を待っていたところに、
サプライズでキャンプの振り返りムービー鑑賞会がスタートです!
ムービーに映る自分たちの活動の様子を見て、子ども達は大興奮!
笑顔がはじけ、笑いすぎて後ろにのけぞる様子から、いかにその時間が子ども達にとって楽しい時間だったかがわかります。
ムービーを見終わるころには、船も東京湾内に戻り、綺麗な夜景が見え始めます。
レインボーブリッジをくぐると、キャンプのゴールの竹芝までもう間もなくです。
そしていよいよ竹芝に到着です。船が着岸する前から、お母さま、お父さまがこちらを向いて手を振って迎えてくださっているのがわかります。
その迎えに、子ども達ははちきれんばかりの声で「ただいまー!」と叫びます。
そしてようやく船が到着するや否や、子ども達は帰りを心待ちにしていたご両親のもとに駆け寄ります。
ご両親も、子ども達が楽しそうな笑顔で駆け寄る姿を見て、とても安心されたご様子でした。
そして最後に、お迎えに来ていただいたご両親に、大きなケガや事故なくキャンプを終えられたことを皆様にご報告し、解散となりました。
キャンプ期間中は、子ども達が楽しむだけでなく、共同生活を通して成長する様子を伺え、多くの方にご協力いただき、八丈島キャンプは大成功で終了となりました。
引き続きコロナ禍での厳しい状況が続きますが、子ども達の体験や成長の機会を損なわないように、体験活動の場を提供して参りたいと思います。
以下、保護者の方からの嬉しいお声を紹介いたします。
皆様からの温かなお言葉に、スタッフ一同心が震えております。今後とも引き続き、何卒、宜しくお願い申し上げます。
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